ソニー元社長の大賀典雄氏、死去

Former Sony President Norio Ohga Dies

Sony’s former president and chairman Norio Ohga, credited with developing the compact disc, died of multiple organ failure on Saturday at age 81.

■チェック!

・(be) credited with  ~の功績を持つ
・compact disc  コンパクトディスク(=CD)
・multiple organ failure  多臓器不全

■対訳

「ソニー元社長の大賀典雄氏、死去」

ソニーの元社長・最高経営者で、コンパクトディスク開発の功績を持つ大賀典雄氏が多臓器不全のため、土曜日に死去した。
81歳だった。

■訳出のポイント

credit card 「クレジットカード」 でおなじみの credit は、もともとは「信用」 「信頼」 という意の名詞です。

ここから、 「信望」 「名声」 「評判」 あるいは 「功績」 「手柄」 といった意味でも広く使われる語となっています。

また、「~を信じる」 という動詞でもあります。

とりわけ、人やその行為などに関して 「~の功績があると信じる」「~で高い(よい)評価を与える」 という意味で使われるので確認しておきましょう。

そこで、be credited with ~ で 「~の功績があると信じられる」 →「~の功績を持つ」 という表現になります。

今日の場合は関係代名詞と be の部分にあたる who is が省略されていますが、 (who is) credited with developing the compact disc で「コンパクトディスク開発の功績を持つ」ということです。

multi- 「マルチ」 はすっかり日本語として定着していますが、もともとはmultiple の略。

そして、multiple の語源は 「多数の」 「多種の」 という意味のラテン語multipus です。

ここから、「複合的な」 「複数の」 「多数の」 「多様な」 といった形容詞になっています。

そして organ が 「器官」 「臓器」、failure が 「障害」 「(機能)不全」なので、multiple organ failure で 「多臓器不全」。

die of multiple organ failure で 「多臓器不全で死去する」 ということです。

1982年から1995年にソニーの社長を務めた大賀典雄氏の訃報。

同社を家電製造の電機メーカーから、ソフトウエアも併せ持つ国際複合企業へと変身させたことで知られます。

「ハードとソフトは車の両輪」として、社長在任中の13年間に音楽や映画、ゲームなどのソフト事業に参入し、世界企業としてのソニーを大きく飛躍させた立役者です。

東京芸大音楽科を経てベルリン国立芸術大学を首席卒業。

ソニー入社後もしばらくはバリトン歌手としての活動も継続し、ベルリンフィルなどで指揮棒をふるうなど、指揮者・音楽家としても活躍しました。

ご冥福をお祈りいたします。
■編集後記

Wikipediaによると芸大在学中に、東京通信工業(のちのソニー)のテープレコーダーの音質にクレームをつけたのがきっかけで同社嘱託となり、その後入社したという。また広告部長、デザイン室長としてSONYのロゴを手がけるなど、現在のSONYデザインの礎を築いたのが大賀氏だったそうです。

(裏)GW直前。
今週はかなり忙しくなります。

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