Britain Celebrates Royal Wedding
Prince William, second in line to the British throne, and Kate Middleton exchanged rings and vows at Westminster Abbey in London on Friday in the first royal wedding in 30 years.
■チェック
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・second in line to the British throne 英国王位継承順位2位の
・exchange rings and vows 指輪を交換し、誓いを交わす (=結婚する)
・Westminster Abbey ウェストミンスター寺院
■対訳
「英国、ロイヤルウェディングを祝福」
金曜日、30年ぶりのロイヤルウェディングがロンドンのウェストミンスター寺院で行われ、英国王位継承順位2位のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんが指輪を交換し、結婚の誓いを交わした。
■訳出のポイント
second in line は 「列の(中の)2番目」。
そして throne は 「王位」 「王座」 という名詞なので、second in line to the British throne を直訳すると「英国王位への列の中の2番目」。
つまり、「英国王位継承順位2位の」 ということになります。
今日の場合は British がついて 「英国王位」 となっていますが、一般的な表現として (be) second in line to the throne 「王位継承順位2位である」 をおぼえておきましょう。
名詞 vow は 「誓い」 「誓約」 の意。
そこで、exchange rings and vows 文字通り訳すと 「指輪と誓いを交換する」。
すなわち exchange marriage rings and wedding vows 「結婚指輪と結婚の誓いを交わし合う」 ということ。
実は 「結婚式を行う」 「挙式する」 という意味でしばしば使われる表現になっています。
abbey はキリスト教の 「大修道院」 を指す語で、現在はもともと大修道院であった 「大寺院」 や 「大邸宅」 を意味することが多くなっています。
この場合、今日の Westminster Abbey 「ウェストミンスター寺院」 のように、大文字を用いて Abbey とするのが一般的です。
ウィリアム王子の両親であるチャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の結婚式以来30年ぶりとなる大規模な 「ロイヤルウェディング」 に英国が沸きました。
式にはサッカーの元イングランド代表主将 のベッカム選手夫妻や歌手のエルトン・ジョンさんら多くの “セレブ” はもとより、キャサリン(ケイト)妃を子供のころから知る精肉店主など庶民的な人々も出席。
バッキンガム宮殿までの約2.4キロパレードでは、約100万人が沿道に詰めかけました。
また、この日約20億人が結婚式の映像を視聴したとみられ、このところ暗いニュースが続く中、世界中の人々が2人の幸せを祝福しました。
■編集後記
それにしても100万人が沿道に詰めかけるというのは日本の皇室と比較するとすごいな、と思いました。
wikipediaによれば皇太子と雅子様の結婚パレードでは19万人が集まったという。。
その5倍ですからウイリアム王子の次期国王への英国民からの期待がどれほど高いかということがうかがえます。
(裏)グアム滞在も折り返しです。