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毎日1分!英字新聞 石田

ベトナム、南シナ海で海軍演習開始

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Vietnam Begins Naval Drills in South China Sea

Vietnam began naval drills in the South China Sea on Monday amid high tensions with China over disputed waters.

■チェック

・naval drills  海軍演習
・South China Sea  南シナ海
・live-fire  実射、実弾発射
・disputed waters  係争水域

■対訳

「ベトナム、南シナ海で海軍演習開始」

係争水域を巡って中国との間の緊張が高まる中、ベトナムは月曜日、南シナ海で海軍の実射演習を開始した。

■訳出のポイント

naval は navy 「海軍」 の形容詞形で 「海軍の」。

drill は穴をあける 「ドリル」 「きり」 の意味もありますが、軍事用語で「演習」 「教練」 「練兵」。

ここから一般的に集団的な 「訓練」 「練習」 という語でもあります。

そこで、naval drills で 「海軍演習」。

また、live-fire は 「実弾発射」 「実射」 の意なので、live-fire naval drills だと 「海軍の実射演習」 ということです。

tension は 「緊張」。

tensions with ~ で 「~との緊張(関係)」 になります。

amid high tensions with China なので 「中国との(間の)高い緊張の中で」→ 「中国との間の緊張が高まる中で」 ということです。

dispute はもともと 「論議する」 「討論する」 という動詞。

ここから、「反論する」 「異議を唱える」 あるいは 「競う」 「争う」といった意味にもなります。

そして、この過去分詞が形容詞化した disputed は 「争われている」「紛争中の」 「係争中の」 という意味。

disputed country だと 「紛争国」、disputed border だと「係争中の国境」 になります。

今日の場合は、disputed waters で 「係争水域」 です。

ベトナムと中国の間では、南シナ海の南沙諸島 Spratly Islands 周辺海域の領海権をめぐり、対立が長く続いています。

先月に中国の監視船がこの領海でベトナムの原油探査船を妨害したとして、ベトナムでは反中デモが発生するなど、ここのところ両国間の緊張が高まっています。

そんな中、ベトナム海軍が実射演習を開始したというニュースでした。

■編集後記

3月11日の震災を振り返って思うのはあれは本当に国家非常事態であり戦争と同じであったということ。
日本は第2次世界大戦以降当然ながら戦争は経験していませんでした。
敗戦を経て天皇制は瓦解し人々の価値観は大きく変わりました。
同じように3月11日の震災とその後も続く放射能の恐怖から僕らの価値観も大きく変わったような気がします。
そこで価値観はいつどのように変わるのかを考えてみました。
続きは次回の石田レポートで書こうと思います。
http://www.mag2.com/m/0000138888.html
(裏)今週は全米オープンWeek!
石川がんば!

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