Japan Reconstruction Minister Quits
Japan’s embattled Prime Minister Naoto Kan took another blow when his Disaster Reconstruction Minister Ryu Matsumoto resigned on Tuesday after 9 days in the job over criticism for insensitive remarks to governors of tsunami-hit prefectures.
■チェック
!
・(Disaster) Reconstruction Minister (震災)復興担当大臣
・embattled 追い詰められた→四面楚歌の
・take another blow また新たな打撃を受ける
・criticism 批判
・insensitive remark 無神経な発言
■対訳
「日本、復興相が辞任」
津波被害を受けた県の知事らに対して無神経な発言をし、批判を受けていた日本の松本龍震災復興担当大臣が火曜日、就任から9日で辞任した。
四面楚歌状態の菅直人首相にとっては、また新たな打撃である。
■訳出のポイント
embattled はもともと 「敵に包囲された」 という形容詞。
ここから 「追い詰められた」 「たくさんの問題を抱えた」 あるいは「四面楚歌の」 といったニュアンスで使われる語となっています。
blow は、こぶし・平手・こん棒などによる 「強打」 「一撃」 という名詞です。
そして、比喩的に物理的あるいは精神的な 「打撃」 「ショック」という意味でしばしば用いられます。
take a blow で 「打撃を受ける」 という表現ですが、ここではその応用で take another blow 「また新しい打撃を受ける」 「さらに打撃を受ける」という形で登場しています。
in the job は 「仕事の中にする」 → 「仕事をしている」 という言い方なので、after 9 days in the job は直訳すると 「その仕事を9日間した後で」。
ここでは、復興担当大臣という職なので、「就任から9日後に」ということです。
resign は 「辞任する」 という英字新聞頻出の重要動詞ですが、resign over ~ で 「~で辞任する」 という理由を説明する形になります。
「繊細な」 「神経質な」 あるいは 「思いやりのある」 という意味の形容詞 sensitive の前に否定の接頭辞 in- がついた insensitive は「無神経な」 「思いやりのない」。
insensitive remark で 「無神経な発言」 「思いやりのないコメント」といった意味になっています。
今日は、復興担当大臣として初の被災地訪問という大切な場面で舌禍を起こし、被災地や野党からの猛反発を招いた松本復興相辞任のニュースです。
四面楚歌状態の菅内閣が最重要課題に掲げているのは東日本大震災対策。
その重要課題における目玉人事での大きなつまずきは、菅首相にとってまさに another blow 「新たな打撃」 といえます。
これを機に、早期退陣に向けて与党内外からの圧力がさらに強まるのは必至でしょう。
■編集後記
朝のニュースはどのチャンネルもこの松本復興相辞任のニュースでした。
菅内閣退陣の瀬戸際にきてこの不始末はもう目も当てられないです。
知事への暴言は、確かに客人を迎えるときは先に立って待っているというのはまあ、理解できなくもないですが、マスコミへの「書いたらもう、その社は 終わりだから」これがいかいもまずかった。
これまでそんなことが実際あったのかと思わせるし、民主党がマスコミを日頃から操作していることを世間に公表しているようなものです。
復興がさらに遠のいたような感じ。。
(裏)タイガー・ウッズが全英欠場を表明。
このまま引退??