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毎日1分!英字新聞 石田

100m 走:桐生祥秀が日本人初、10秒の壁突破

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Yoshihide Kiryu Becomes First Japanese to Break 10-sec Barrier in 100-meter Sprint

21-year-old Yoshihide Kiryu became the first Japanese to break the 10-second barrier in the 100 meter sprint with a time of 9.98 seconds at an intercollegiate meet on Saturday.

■チェック

・break ~ barrier  ~の壁を破る
・100-meter sprint  100メートル短距離走
・intercollegiate meet  (日本)学生対校選手権

■対訳

「100m 走:桐生祥秀が日本人初、10秒の壁突破」

土曜日に行われた日本学生対校選手権で、21歳の桐生祥秀が100メートル9秒98のタイムを出し、日本選手としては初めて10秒台の壁を破った。

■訳出のポイント

barrier はもともと

「防壁」 「柵(さく)」

を意味する名詞。

ここから、

「障害」 「障壁」 あるいは 「限界」

といった意でも使われる語となっています。

break a barrier で

「障壁を壊す」 「限界を打ち破る」 →
「壁を破る」 「限界を超える」

という言い方。

今日の場合は

break the 10-second barrier  で

「10秒の壁を破る」 「10秒台の壁を破る」

ということです。

sprint は、短距離を 「全速力で走る」 という動詞。

ここから、

「短距離競走」

あるいは、長距離競走などにおけるゴール直前の

「全力疾走」 「ラストスパート」

を意味する名詞になっています。

a _-meter sprint で 「_メートル競走」

という言い方です。

ここでは

in (the) 100 meter sprint なので、

「100メートル(競)走で」

ということですね。

inter- は 「~の間」 「~の中で」 という接頭辞。

そして、collegiate は
「大学」 を意味する名詞 college の形容詞形で「大学の」 です。

したがって intercollegiate は

「大学間の」 「大学対抗の」

ということになります。

meet は 「会う」 「集う」
という意の基本動詞としておなじみですね。

主に米国においてですが、この meet は

運動・競技の 「会」 「大会」

を意味する名詞としても使われるので、注意してください。

つまり、本文で登場している

an intercollegiate meet は

「大学対抗大会」 ということですね。

陸上の

「日本学生対校選手権」

を指して使われているわけです。

福井県で開催中の日本学生対校選手権、男子100メートル決勝で、東洋大の桐生祥秀選手が9秒98で3年連続3度目の優勝を果たしました。

伊東浩司が1998年アジア大会で出した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新。

日本選手としては、初めて10秒台の壁を突破する大快挙となりました。

■編集後記

夢の9秒台達成、どのスポーツ新聞も一面この記事でした。
日本の歴史で一番短距離を早く走った実感というのはどのようなものか想像つきませんが・・

やはり目標を1つ定めてそこに向けて全力で挑めば必ずご褒美があるものなんですよね・・

(裏)昨夜カニ惨敗。しかし餃子+ラーメンでリベンジ!(笑)

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