Sony Unveils First Tablets
Japanese electronics and entertainment giant Sony unveiled its first two models of tablet computers on Wednesday, taking aim at Apple’s iPad which has a commanding lead in the market.
■チェック
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・tablet (computer) タブレット端末(コンピュータ)
・take aim at ~にねらいを定める
・commanding lead 圧倒的なリード
■対訳
「ソニー、初のタブレット端末を発表」
日本の電子機器・エンターテーメント大手、ソニーが水曜日、同社初のタブレット端末2種を発表した。
タブレット市場で圧倒的なリードを見せるアップルの iPad にねらいを定める形だ。
■訳出のポイント
tablet の語源は 「平たい板」 の意のラテン語 tabula 。
ここから、もともとは、記念碑や床石などにはめ込む、銘文を刻んだ石や金属の板など 「銘板」 「刻板」 の意味で使われます。
また、当時は平たい板状の木型に入れて作っていたことから、「錠剤」 の意味にもなっています。
そして、近年では、コンピュータ用語で板状の形をした「タブレット(型)コンピュータ」 を指して使われるようになっています。
日本語では 「タブレット端末」 という言い方が一般的かもしれません。
aim は本来、銃・ミサイルなどを 「~に向ける」 「~をねらう」 という動詞。
ここから、「ねらうこと」 「標的」 → 「目的」 「目標」 という名詞としても一般的になっています。
今日の場合は take aim at ~ で 「~に狙いを定める」「~に照準を合わせる」 という表現です。
commanding は 「命令する」 「指揮する」 という動詞 command の現在分詞から生まれた形容詞。
したがって 「命令する」 「支配権を持つ」 という意味なのですが、ここから転じて(人を命令に従わせるような)「威圧的な」 「威厳のある」「堂々とした」 という意味にもなっています。
そこで、a commanding lead は 「堂々たるリード」 → 「圧倒的なリード」ということ。
日常的な日本語を使うと、「断トツ」 に近いニュアンスです。
したがって、has a commanding lead in the market の部分は「その(=タブレット端末の)市場で圧倒的なリードを持つ」 となります。
ソニーが Android 搭載タブレット端末 Sony Tablet の発売を発表したニュースです。
当然ながら、そのねらいは、タブレット端末で “断トツ” のシェアを誇る iPad 追撃にちがいありません。
ただし、海外メディアでは、$499~という価格設定に対して「iPad の最安モデルと同じ価格ならば、消費者は iPad を選ぶのでは?」とソニーの苦戦予想を報じています。
こういった価格設定には、昨今の円高も少なからず影響しているとは思うのですが・・・
■編集後記
Padを昨年書いましたが、結局あまり使ってません(笑)
うーん、もったいない。
あまり営業とか打ち合わせで外に出かける機会が少ない人は買っても仕方ないな、というのが本音。
ソニーのタブレットはドコモの電波を使って、OSはアンドロイド。
いま、携帯はギャラクシーですがアンドロイドがいいのは撮影した写真をGoogleアカウントのストレージにワンクリックで移動できたり、Googleサービスを普段からよく使ってる人はいろいろ便利ですね。。
(裏)今晩から要注意、都心1時間50ミリが雨水処理の限界だそうです。。