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毎日1分!英字新聞 石田

贈賄指数、最下位はロシアと中国

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Russia and China Are Worst in Bribery Index

Russian and Chinese firms are most likely to pay bribes when doing business abroad, according to the latest international survey of “Bribe Payers’ Index.”

■チェック

・bribery index  贈賄指数
・pay bribes  賄賂を払う、贈賄する
・abroad  海外で

■対訳

「贈賄指数、最下位はロシアと中国」

最新の 『贈賄指数』 調査によると、海外でビジネスを行う際に、賄賂を支払う傾向が最も強いのはロシアと中国の企業だという。

■訳出のポイント

index の語源は 「指し示す」 という意味のラテン語 indicare 。

ここから、「索引」 「見出し」 「目録」 あるいは 「指標」 「指針」という名詞になっています。

そして、今日の場合は 「指数」 の意です。

指数とは、事象の性質・程度の指標として特定の方式(例: 標準を100とする)で表した数値です。

bribe が 「賄賂(わいろ)」 という名詞で、その後ろに 「~すること」という意の接尾辞 -ery がついた bribery は 「贈賄(収賄)行為」の意味になります。

そこで、bribery index は 「贈賄指数」。

pay a bribe が 「賄賂を支払う」 という言い方なので、bribe payer だと「賄賂を支払う者」 → 「贈賄者」。

したがって、本文末尾の Bribe Payers’ Index も 「贈賄指数」ということです。

be likely to ~ は 「~しそうである」 「~する可能性がある」という言い方。

この応用形の be most likely to ~ だと 「最も~しそうである」「~する可能性が最もある」となります。

そこで、(are) most likely to pay bribes の部分は「賄賂を支払う可能性が最もある」 → 「賄賂を支払う傾向が最も強い」ということです。

do business は文字通り 「ビジネスをする」 → 「ビジネスを行う」 で、言い換えれば 「営業する」 「商売する」 あるいは 「仕事をする」。

ここでは do business abroad で 「海外でビジネスを行う」 となっています。

世界各国の汚職を監視する非営利団体 (anti-corruption organization)の Transparency International が2011年度 「贈賄指数」 を発表しました。
この指数は、海外への直接投資や輸出額などによって選ばれた主要30ヶ国・地域を対象に、企業が海外進出などの際に現地で賄賂を支払う傾向を数値化したもの。

その結果、ロシアと中国がワースト1、2位だったというニュースです。

ちなみに、逆に指数が最も低い、つまり贈賄傾向が低い “清廉” な国はオランダとスイスでした。

日本はというと、上記2ヶ国とベルギーについで、上から4位(ドイツと同位)にランクインしています。

■編集後記

贈賄指数なるものがあるとは。。
聞いた話ですがよく政権が交代する国では官僚(窓口)も代わるのでその度に賄賂の相場も変化するとか。。
中国は分かりますがロシアも酷いですね^^;;
(裏)17時だけどもう真っ暗。。
でも暖かいですね。。

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