Weinstein’s Harassment: Jolie and Paltrow Say They Were Victims, Too
Angelina Jolie and Gwyneth Paltrow have joined to accuse Hollywood’s big-name producer, Harvey Weinstein, of sexual harassment and inappropriate behavior.
■チェック
・(sexual) harassment セクシャルハラスメント
・victim 被害者
・accuse (人)of ~ (人)を~で告発する
・big-name 大物の
・inappropriate behavior 不適切行為
■対訳
「ワインスタイン氏セクハラ: ジョリー、パルトロウも被害」
ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏によるセクシャルハラスメントおよび不適切行為を告発する女性たちの中に、アンジェリーナ・ジョリーとグウィネス・パルトローが加わった。
■訳出のポイント
harass は(人を)「困らせる」 「悩ませる」 という動詞。
harassment は 「(人を)困らせる」 「悩ませる」 という動詞 harass から派生した名詞で
「悩ますこと」 「悩まされること」 「困ること」 の意。
日本語の 「迷惑行為」 「嫌がらせ」 の意味でもしばしば使われる語です。
「性的嫌がらせ」 という意味の
sexual harassment 「セクシャルハラスメント」 = 「セクハラ」
は、すでに完全に日本語になっていますね。
victim の語源は、「いけにえの動物」 を意味するラテン語 victima。
暴力、あるいは戦争や災害などの 「犠牲者」 「被害者」 「被災者」 を指す名詞ですね。
「大きい」 という意でおなじみの形容詞 big は
「強大な」 → 「重要な」 の意味でも使われます。
そこで
big-name は
「重要な名前(を持った)」 → 「大物の」 「著名な」 「一流の」
となっています。
ここでは、
Hollywood’s big-name producer で
「ハリウッドの大物プロデューサー」
ということです。
accuse は 「告発する」 「非難する」 という動詞。
accuse(人)of ~ で
「(人)を~で告発する」
という言い方になります。
今日の場合は、
(人)= Hollywood’s big-name producer, Harvey Weinstein
「ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏」
~ = sexual harassment and inappropriate behavior
「セクシャルハラスメントおよび不適切行為」
なので、
「ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏をセクシャルハラスメントおよび不適切行為で告発する」
ということです。
ハリウッドの重鎮プロデューサー、ハービー・ワインスタイン氏は、女性従業員に性的嫌がらせを繰り返したとして、先日自身の映画製作会社から解雇されました。
その後は多くの女優たちが、同じような被害にあったことを公表。
ついに、大スターのアンジェリーナ・ジョリー、そしてグウィネス・パルトローの両者が、ニューヨーク・タイムズ紙の記事中で、自分がちも駆け出しの頃に同氏のセクハラ被害にあったことを明らかにしたものです。
■編集後記
昨日の夜、某キー局で放送していたストーカードキュメントですが、最終的には話をテレビ局にもちかけてきた弁護士が全て絵を書いた詐欺であった、テレビ局は騙されたのだ、という結末でしたが、あれはどうみても最初からヤラセ感が半端なく、結果的には視聴者が騙されていたという本当に身も蓋もない、放送倫理もなにもない、最悪な番組でした。
視聴率を上げるためなら何をやっても良いという姿勢が明らかですよね。
BPO(放送倫理・番組向上機構)へはクレームが殺到していると思います。
(裏)今週最後の晴れの日・・・ドローン遠征に行ってきます・・