Report: SoftBank to List Mobile Subsidiary
Japan’s SoftBank Group is planning to list its mobile-phone subsidiary SoftBank Corp on the Tokyo Stock Exchange later this year, the Nikkei newspaper reported on Monday.
■チェック
・report 【名詞】報道 【動詞】報道する、報じる
・list ~を上場する
・mobile(-phone) subsidiary 傘下の携帯(電話)事業会社
・Tokyo Stock Exchange 東京証券取引所
■対訳
「報道:ソフトバンクが携帯会社上場へ」
日本のソフトバンクグループが、傘下の携帯事業会社ソフトバンクを年内に東京証券取引所に上場する意向だという。日経新聞が月曜日に報じた。
■訳出のポイント
日本語でも 「リスト」 というように、
list はもともと
「表」 「一覧表」 「名簿」 「目録」
を意味する名詞ですね。
そして、証券用語では
「上場株式名簿」
を指して使われます。
ここから、
「~を上場株式名簿に入れる」 → 「~を上場する」
という動詞としてもしばしば登場する語となっています。
subsidiary は元来
「補助的な」 「派生の」 「付随する」
といった意味の形容詞。
そして、会社・企業に関しては、
「親会社の支配を受けている」 → 「系列の」 「傘下の」
という意味になり、
「系列会社」 「子会社」 「傘下の会社」
という名詞としても頻出です。
そこで、
mobile subsidiary および mobile-phone subsidiary は
「携帯(電話)事業を行う(ソフトバンクグループ)傘下の会社」 →
「(ソフトバンクグループ)傘下の携帯事業会社」
ということです。
動詞 plan は 「~を計画する」 「計画を立てる」
の意でおなじみの基本単語。
plan to V で 「~する計画である」
という言い方になっていますね。
ただし、文脈によっては
「~するつもりである」 「~する予定である」 「~する意向である」
など、訳し分けたい表現でもあります。
そこで、
is planning to list its mobile-phone subsidiary SoftBank Corp…
の部分は
「傘下の携帯事業会社ソフトバンクを上場する計画である」 →
「傘下の携帯事業会社ソフトバンクを上場する意向である」
というわけです。
また、later this year は
直訳すると 「今年のこの後で」。
日本語の 「今年中に」 「年内に」
にあたる英語表現なので、確認しておきましょう。
傘下の携帯事業会社ソフトバンクを東京証券取引所第1部に上場する、と報じられたソフトバンクグループ。
報道後に同グループからは
「正式に決定した事実はないが、上場も選択肢のひとつ」
とのコメントが発表されました。
これを受けて、ソフトバンク株は一時前週末比5.9%高まで上昇しています。
■編集後記
ソフトバンクグループ株式会社は東証一部に上場しています。その携帯事業会社はソフトバンク株式会社。
なんか間違えそうですよね。ソフトバンク・テクノロジー、ヤフーなどグループ会社の多くが上場しています。
僕も今スマホはソフトバンクでiphoneを使っていますが、最近、アンドロイドに変えようか迷っています。
理由はドローン関係で
■チェック
している海外のyoutuber(?)がみなアンドロイドだからです(笑)
(裏)でも1代で売上約9兆円の企業を造るというのは凄いですね。現代の信長か秀吉か?