ベネズエラが独自の仮想通貨発行

Venezuela Launches Own Cryptocurrency

Venezuela lunched the pre-sale of its oil-backed digital currency, the petro, on Tuesday, claiming it is the world’s first sovereign cryptocurrency.

■チェック

・cryptocurrency (=digital currency)   仮想通貨
・oil-backed   原油を担保とした
・pre-sale   先行販売
・claim   ~だと主張する
・sovereign cryptocurrency   国家発行の仮想通貨

■対訳

「ベネズエラが独自の仮想通貨発行」

ベネズエラは火曜日、原油を担保とした仮想通貨 『ペトロ』 の先行販売を開始した。同国によると、ペトロは世界初の国家発行の仮想通貨だという。

■訳出のポイント

launch は英字新聞最頻出の重要動詞のひとつ。

もともとは、事業などを 「始める」 「開始する」 の意で、

新製品を 「売り出す」 「発売する」

という意味でもしばしば登場します。

今日の場合は、

launch own cryptocurrency で

「独自の仮想通貨を開始する」 → 「独自の仮想通貨を発行する」

となっています。

backed は 「裏づけされた」 「支援(支持)された」

という形容詞。

oil-backed は

「石油に裏づけされた」 → 「石油を担保とした」

ということです。

つまり、

oil-backed digital currency で

「石油を担保とした仮想通貨」

というわけです。

sovereign は 「君主の」 「主権を有する」 「独立した」

という形容詞。

ここから、

「国家の」 「政府の」

という意味合いでも使われる語となっています。

例えば、

sovereign investment fund というと

「政府系投資ファンド」 つまり 「政府が出資する投資ファンド」

になります。

今日の場合は

sovereign cryptocurrency なので

「政府による仮想通貨」 「国家発行の仮想通貨」

ということです。

政情混乱と経済困窮が続く南米ベネズエラ。

世界的な仮想通貨ブームに着目し、独自の仮想通貨 『ペトロ』 の導入を決定しました。

2月20日から3月19日まで先行販売し、初期値は1バレル当たりの同国産原油価格に基づいて60ドルに設定。

ただし、ペトロはベネズエラの埋蔵原油を裏づけ(担保)としており、今後は原油市場の変動とともに変わるということです。

先ごろのコインチェックの事件などもあり、仮想通貨に対する懸念が高まっている一方で、今後は、こうした国家発行の言わば”官製仮想通貨” も増えていくのかもしれません。

■編集後記

大手中古車販売会社が仮想通貨で車を購入できるとやったら、ポルシェが驚くくらい売れたという話を聞きました。決済に仮想通貨を導入する企業も増えています。このようにいろいろな商品あるいは貨幣と交換できることを流動性が高いと表現しますよね。この流動性が高くなるということは、即ち、物やサービスの価値を測る尺度として、あるいは決済手段としての信用性が高まるということです。ですので多くの企業が決済手段に仮想通貨を使用するような状況になれば突然短期間で価値を半分に減じたり、逆に短期間で数倍になるような乱高下はなくなるのかなという気もします。投機対象であるという現在の状態自体が逆に仮想通貨の価値を損ねているような気がします。

(裏)なんと東京、朝、みぞれが降ってました。

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