Japan Women’s Curling Team Wins Bronze, Beating Great Britain
The incredible journey of the Japan women’s curling team culminated in a 5-3 triumph over Great Britain on Saturday, wining a bronze medal at the PyeongChang Olympics.
■チェック
・Great Britain イギリス
・incredible journey 素晴らしい旅路
・culminate in ~で最高潮に達する、クライマックを迎える
・triumph 勝利
■対訳
「カーリング日本女子が銅、英国を破る」
土曜日、カーリング日本女子が英国を5-3で制し、平昌五輪銅メダル獲得。その素晴らしい旅路のクライマックスを迎えた。
■訳出のポイント
United Kingdom (=UK) とともに
Great Britain は、
「イギリス」 = 「英国」 の正式名称である
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
の略として使われるので、確認しておきましょう。
incredible はもともと
「信用される」 という意味の形容詞 credible の前に
否定の接頭辞 in- がついた語で、
「信用できない」 → 「信じられない」 の意。
ここから、
「信じられないほど素晴らしい」 「驚くほど見事な」
といった非常にポジティブな意味でも使われます。
そこで、本文頭の
The incredible journey of the Japan women’s curling team
の部分は
「日本のカーリング女子チームの(信じられないくらい)素晴らしい旅路」
ということです。
culminate in ~ は
「~で最高潮(頂点)に達する」 「~でクライマックスを迎える」
という言い方。
culminated in a 5-3 triumph over Great Britain on Saturday で
「土曜日の英国に対する5-3の勝利でクライマックスを迎えた」
→「土曜日に英国に対して5-3で勝利した時にクライマックスを迎えた」
というわけです。
これらを踏まえて、本文全体をそのまま訳すと・・・
「カーリング日本女子チームの素晴らしい旅路は、土曜日に英国に対して5-3で勝利し、平昌五輪で銅メダルを獲得した時に、クライマックスを迎えた」
となりますね。
対訳では、わかりやすい日本文にするために、2文に分けて
「土曜日、カーリング日本女子が英国を5-3で制し、平昌五輪銅メダル獲得。その素晴らしい旅路のクライマックスを迎えた」
としています。
カーリング女子の日本代表チームの LS 北見。
平昌五輪では、「カー娘」 という愛称とともに、日本中にカーリング旋風を巻き起こしましたね。
予選を突破し、準決勝では韓国に延長熱戦の末惜敗・・・
その過程は、まさに incredible journey でした。
そして、クライマックスの3位決定戦では、強敵イギリスを倒し、カーリング女子で日本初の銅メダル獲得となりました。
■編集後記
カーリング、3位決定戦、神様は最後日本の後押しをしてくれましたね。それにしてもカーリングのルールはおそらく日本人のほとんどが誰もよく分かってないと思うのですが(私も含め)、そんなマイナースポーツがあれだけ国民の注目を集めたというのはなかなか前例がないような気がします。北見市も一気に注目度アップですね。
(裏)日が長くなってきました。春の足音が近づいてきているのか。