WHO: Gaming Addiction Is Disease
Gaming addiction has been listed as a mental health disorder for the first time in the latest revision to the International Classification of Diseases by the World Health Organization.
■チェック
・WHO (World Health Organization) 世界保健機構
・gaming addiction ゲーム依存症
・list A as B A を Bとして記載する
・mental health disorder メンタルヘルス障害、精神衛生障害
・revision 改訂版
・International Classification of Diseases (=ICD)
国際疾病分類
■対訳
「WHO:ゲーム依存症は病気」
世界保健機構による『国際疾病分類』の最新改訂版で、ゲーム依存症が初めてメンタルヘルス障害として記載された。
■訳出のポイント
gaming addiction は 「ゲーム依存症」。
今日は、WHO 「世界保健機構」 が、オンラインゲームなどに没頭して、普段の生活や健康に深刻な支障が出る状態を、初めて疾患として認めたというニュースです。
International Classification of Disease (=ICD)
「国際疾病分類」 は、
日本をはじめ多くの国が死因や患者に関する統計、医療保険の支払いなどの基準として用いる、病気やけがの分類マニュアルです。
revision は 「改訂」 「改訂版」 で、
the latest revision to ~ で
「~の最新改訂版」
という意味になります。
そこで、本文後半の
in the latest revision to the International Classification of Diseases by the World Health Organization
の部分は
「世界保健機構による『国際疾病分類』 の最新改訂版の中で」
ということですね。
list は 「リスト」 「一覧表」
という意味の名詞としておなじみですが、
「(リスト、一覧表などに)~を載せる」 「~を記載する」
という動詞としてもしばしば登場します。
list A as B で
「A を B として記載する」
という言い方になります。
今日の場合は、受動態で
A has been listed as B
「A が B として記載された」
という形で使われていますね。
つまり、
gaming addiction has been listed as a mental health disorder
「ゲーム依存症がメンタルヘルス障害として記載された」
というわけです。
インターネットを通じて、多くのプレーヤーが参加するオンラインゲームが急速に広がり、またスマホやタブレットによって時間・場所を問わずプレーできるようになったことから、ゲーム依存症は世界的な社会問題になっています。
今回、WHO は28年ぶりの ICD 改訂に当たって、
「ゲーム依存症を疾患として認める化学的な根拠が蓄積された」として、
mental health disorder 「メンタルヘルス障害」
のひとつとしての記載を決定したということです。
■編集後記
スマホゲームは全くやってませんが、最近、AmazonでAudibleというアプリを見つけ、これにはまっています。これは毎月1,500円払うと、オーディオブックが聴き放題なのです。いつ聴くかといえばジョギング中。毎朝雨が降らなければ1時間ジョギングしてますが、これまではiTunesかYOUTUBEからダウンロードした音楽を聞きながら走ってましたがオーディオブックを試しに聴きながら、走ってみたら、これが実に良いのです。1時間のジョギングがあっという間に終わります。ちなみにその後シャワーを浴びているときもスピーカーから音を出して聞いています。最初の一ヶ月が無料、その後有料なのですが当然有料更新しようと思っています。
(裏)梅雨らしい天気です^^; 今日は朝、走れませんでした・・・