Kei Nishikori Reaches Wimbledon Quarters
Kei Nishikori beat Ernests Gulbis of Latvia on Monday, becoming the first Japanese man to reach the quarterfinals at Wimbledon since Shuzo matsuoka in 1995.
■チェック
・reach the quarters (=quarterfinals) 準々決勝に進出する
・beat ~を打ち負かす、~を破る
■対訳
「錦織圭、ウィンブルドンで準々決勝進出」
錦織圭が月曜日、ラトビアのエルネスツ・ガルビスを破り、日本勢男子としては1995年の松岡修造以来初めてとなる、ウィンブルドン準々決勝進出を決めた。
■訳出のポイント
「最後の」 という形容詞としてよく知られる final 。
名詞だと 「最後のもの」 を意味することから、
英字新聞のスポーツ記事では
「決勝戦」
を指す単語として頻出ですね。
semifinal 「準決勝(戦)」
quarterfinal 「準々決勝」
もあわせて確認しておきましょう。
reach は 「~に達する」 「~に至る」 という動詞なので、
reach the final で
「決勝戦に達する」 → 「決勝に進出する」
という言い方になります。
同様に、
reach the semifinals 「準決勝に進出する」
reach the quarterfinals 「準々決勝に進出する」
となるわけですが、
これらの場合は、
semifinals、 quarterfinals と
複数形になることに注意してください。
これは、通常、決勝戦は1試合だけですが、準決勝は2試合、
準決勝は4試合あるからですね。
また、今日のタイトルのように
文脈から明らかな場合には
reach (the) quarters
のように
quarter(s) だけで、
quarterfinal(s) 「準々決勝」
を表すこともあります。
本文の後半、カンマ以下は直訳すると
「1995年の松岡修造以来、ウィンブルドンで準々決勝に進出する最初の日本人男子になった」。
対訳では
「日本勢男子としては1995年の松岡修造以来初めてとなる、ウィンブルドン準々決勝進出を決めた」
と意訳しています。
自己最高は世界ランク4位、全米オープンでも準優勝を果たした錦織圭ですが、ウィンブルドンこと全英オープンには苦手意識があり、実際これまでの最高はベスト16でした。
今回は、自身初となるウィンブルドンでの8強入り。
日本男子の準々決勝進出は1995年の松岡修造以来、23年ぶりの快挙となりました。
さて、次なる対戦相手は、これまた錦織が苦手とするノバク・ジョコビッチ(セルビア)・・・
この勢いで打ち負かしてもらいたいですね。
■編集後記
ジョコビッチと錦織の試合は、今日の21時から!これは目が離せません。もしフェデラーと決勝で当たれば、そのウエアスポンサーはユニクロVSユニクロとなります。サッカーはもはや本命視されてたベルギーがフランスに破れました。クロアチアVSイングランドは深夜3時から。うーん、スポーツが面白いですねー。
(裏)最近お昼はすきやのテイクアウトが多いです