麻薬撲滅にドローン、コロンビアが試験

Colombia Tests Drones in War on Drugs

The Colombian government has started testing drones to spray herbicides that can destroy plants used to make cocaine.

■チェック

・test   ~を試験する
・war on drug   麻薬との闘い、麻薬撲滅(キャンペーン)
・spray herbicide   除草剤を散布する
・destroy   ~を破壊する
・plants used to make cocaine   コカインの原料となる植物

■対訳

「麻薬撲滅にドローン、コロンビアが試験」

コロンビア政府は、コカインの原料となる植物を破壊するために、除草剤をドローンで散布する試験を開始した。

■訳出のポイント

war は

「戦争」 「武力闘争」

の意味でおなじみの名詞ですね。

文字通りの 「戦争」 という意味だけでなく、

社会的な害悪などに対して組織的に闘いを挑む、つまり

撲滅を目指す 「闘い」 「努力」 「取り組み」 「キャンペーン」

という意味でも使われる単語となっています。

そこで、

war on drugs は

「麻薬との闘い」 「麻薬撲滅の取り組み(キャンペーン)」

ということです。

spray はもともと

「しぶき」 「水煙」

という名詞で、

いわゆる 「スプレー」 「噴霧器」

の意味にもなります。

そして、今日のように動詞の場合は

ペンキ、香水、殺虫剤などを 「~をスプレーする」 「~を噴霧する」

という意味になるわけです。

したがって

spray herbicides は

「除草剤を噴霧する」 「除草剤を散布する」

ということです。

また、herbicides を説明する that 以下は

「コカインを作るのに使われる植物を破壊することができる(除草剤)」。

つまり、

「コカインの原料となる植物を破壊する(除草剤)」

となっています。

これらを踏まえて、本文全体を訳すと

「コロンビア政府は、コカインの原料となる植物を破壊する除草剤を散布するドローンを試験することを開始した」 →

「コロンビア政府は、コカインの原料となる植物を破壊するために、除草剤をドローンで散布する試験を開始した」

というわけです。

南米コロンビアでコカインの原料となる coca 「コカ」 の葉の収穫量が急増しているといいます。

これを受けて、同国政府がコカ畑にドローンで除草剤をまく試験を始めた、というニュースでした。

以前は、農薬散布用飛行機による除草剤散布が行われていましたが、コカ畑に近接する合法的作物畑への悪影響が指摘され、中止されていました。

コロンビアのドゥケ新大統領は、大統領選中から

「ドローンを用いれば、低い高度から正確に的をしぼって除草剤を散布でき、近隣への影響を最小限に抑えられる」

とドローンによる麻薬撲滅作戦を語っていました。

また、コカイン過剰摂取による死亡が急増している米国では、コカイン産国であるコロンビアへ積極的対策を求める圧力が強まっている、という背景もあるようです。

■編集後記

現在、ドローンの産業利用が非常に注目されています。例えば測量。工場用地など、大規模測量となると従来の三角測量で1ヶ月かかるところが、ドローンを使えば予めプログラムされた軌道を飛行し、千枚ほどの写真をわずか5分で撮影。さらに特殊なソフトを使って3次元の測量図を一瞬で作ることができます。つまり測量ソフトを大幅に削減することができるわけです。すごいです。。。

(裏)大阪ナウですが、台風20号が近づいていて、イベント中止です・・

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