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毎日1分!英字新聞 石田

ヤフーがホットジョブズを買収

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■01/12/24
Yahoo acquires HotJobs

Yahoo formally agreed to take over Internet career site HotJobs.com for $436 million Thursday after the owner of rival Monster.com decided not to sweeten its six-month-old offer for HotJobs.

■チェック


・take over 買収する、吸収する
・sweeten  (取引条件を)甘くする

■対訳

「ヤフーがホットジョブズを買収」
ヤフーは、木曜日、4億3600万ドルでインターネットの求職情報サイト、ホットジョブスドットコムを買収することに公式に合意した。
求職情報ライバル会社であるモンスタードットコムのオーナーは、6ヶ月にわたるホットジョブへの買収申し込みで最終的に譲歩をしなかった。

■ひとこと
米国では企業買収が活発に行われております。しかし、買収される側の事業目的が本来、自分の会社を最大価値で売却することである場合が多いです。
日本の場合、なんとなく会社買収というとマイナスのイメージですが米国では、買収されることが企業の本来の目的であることが多いです。

米国の多くのITベンチャー、バイオベンチャーは、既存の大手企業に自らを最大価値で売却するという明確な「出口」(Exit)を設定している場合が多いです。
これは2、3年、長くて10年の短期勝負です。まず明確なExitを担保に投資家からお金を集めます。100集まれば、その会社を将来1000にして身売りし、その差額を出資株式数に応じて配分するわけです。

そこで重要なのが身売りするタイミング、およびライバル企業の存在です。
自社にしかないノウハウを短期間で構築し、最大の価値で他社に売却すること。
失敗したら買い手がつかなくなりますから、会社の存在理由すらなくなってしまいます。
ひとつのビジネスを立ち上げ、短期間で終わらせる(売却する)、この背後には非常に熱い闘いがあるのであり、それこそ、米国のベンチャー企業の強さの秘密なのです。

このようなビジネスのスタイルは、卵に手をかけてヒヨコにして売ることに似ていることから、インキュベーション(孵化)と呼ばれています。
またそのようなビジネスを行う人をインキュベーターと呼びます。

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