US Mid-term Elections: Democrats Win House
The Democrats have won a majority of seats in the House of Representatives in the US mid-term elections, dealing a heavy blow to President Donald Trump.
■チェック
・mid-term elections 中間選挙
・Democrats 【米国】民主党
・House (of Representative) 【米国】下院
・win a majority of seats 過半数の議席を獲得する
・deal a heavy blow to ~に大きな打撃を与える
■対訳
「米中間選挙:民主党が下院で勝利」
米中間選挙で、民主党が下院で過半数の議席を獲得した。ドナルド・トランプ大統領にとっては大きな打撃となる。
■訳出のポイント
タイトルの House は
House of Representative の略で、
米国の 「下院」。
もう一方の 「上院」 の方は
Senate と言います。
majority は
「大多数」 「大部分」
という名詞ですね。
選挙などにおける、投票数の 「過半数」
という意味でもしばしば使われる単語です。
その場合、単数形扱いになるので注意してください。
win a majority で
「過半数を獲得する」
という言い方になります。
また、
「席」 「座席」 の意でおなじみの seat は
「議席」 という意味にもなりますので、
win a majority of seats で
「過半数の議席を獲得する」
ということです。
そこで、
have won a majority of seats in the House of Representatives は
「下院で過半数の議席を獲得した」
となっています。
blow は、もともと
こぶし、平手、あるいはこん棒などによる 「強打」 「一撃」
を意味する名詞。
ここから、
比喩的に、精神的、政治的な 「打撃」 「ダメージ」 「ショック」
という意味合いでしばしば用いられる語となっています。
動詞 deal は
「扱う」 「関係する」 あるいは 「取引する」 「商う」
などの意味で知られていますが、
元来は 「~を分配する」 「~を分ける」 の意です。
したがって
deal a blow で
「打撃を分ける」 → 「打撃を加える」 「打撃を与える」。
ジャーナリズムで好まれる表現となっています。
deal a blow to ~ で
「~に打撃を与える」 → 「~にとってダメージになる」
ということです。
今日の場合は
deal a heavy blow to President Donald Trump で
「ドナルド・トランプ大統領にとって大きな打撃となる」
というわけです。
6日行われた米中間選挙で、民主党が下院で過半数の議席を獲得しました。
トランプ大統領と対立する野党民主党による、8年ぶりの下院における多数派を奪還となり、有権者は現政権に厳しい審判を下した形です。
一方、上院は与党共和党が多数派を維持し、上・下院で多数派が異なる、いわゆる 「ねじれ議会」 となるわけです。
今後は党派対立がますます激化し、トランプ政権の旗印である
America First policy 「米国第一主義」
の実現も困難になるかと思われます。
また、2020年の次期大統領選で再選を目指す同氏にとっても大きなダメージですね。
■編集後記
今回は勝てませんでしたが、共和の圧倒的基盤テキサス州で立ち上がった「オバマの再来」こと、ベト・オルーク氏が2年後にどう化けているか・・・オルーク氏は公約の中心に銃規制を掲げています。今後も銃乱射による悲惨な事件が続けば、民主党に勢いが付く可能性はありますね。
ところで「クジラを捕まえろ」プロジェクトが巷の注目です。来週、某雑誌からも取材を受けます。
http://www.namni.net/t/kujira2e.html
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