80 Injured After Ferry ‘Hits Whale’ in Japan
More than 80 people have been injured, after a ferry hit a marine creature, that appears to have been a whale, in the Sea of Japan on Saturday. The high-speed ferry, with 121 passengers and 4 crew members on board, was heading to Sado Island in Niigata Prefecture, central Japan.
■チェック
・be injured 負傷する
・whale クジラ
・marine creature 海洋生物
・appear ~と思われる
・Sea of Japan 日本海
・high-speed ferry 高速フェリー、高速船
・with _ passengers (crew members) on board
乗客(乗員)_人を乗せて
・crew member 乗員
・head to ~に向かう
■対訳
「日本でフェリーが “クジラと衝突” か? 80人けが」
土曜日に日本海で、フェリーがクジラとみられる海洋生物と衝突し、80人以上がけがをした。高速フェリーは、乗客121人と乗員4人を乗せて日本中部新潟県の佐渡島に向かっていた。
■訳出のポイント
hit は
「~にぶつかる」 「~に衝突する」
という動詞。
そこで、タイトルの
hits whale は
フェリーが 「クジラにぶつかる」 「クジラに衝突する」
ということです。
また、この部分では、”Hits Whale ” と
quotation mark 「引用符」
が用いられていますね。
本文の記述にあるように、何にぶつかったのかは確実にはわからず、誰か(おそらく乗員など関係者であろうと推測できる)の言葉を引用しているからですね。
英文のタイトルでは、こういった手法がしばしば使われるので確認しておきましょう。
日本の報道では、こういったときには
「~か?」 と疑問符で表すことが多いですね。
そこで、今日の対訳でも
「”クジラと衝突” か?」
としています。
appear は
「~のように見える」 → 「~と思われる」 「~らしい」
という動詞。
そこで、
a ferry hit a marine creature, that appears to have been a whale
の部分は
「フェリーが、クジラだったと思われる海洋生物と衝突した」 →
「フェリーがクジラとみられる海洋生物と衝突した」
ということですね。
on board は
船、飛行機などに「乗って」。
~ with _ passengers (new members) on board で
「乗客(乗員)_人が乗った~」 →
「乗客(乗員)_人を乗せた~」
という言い方になります。
そこで、本文第2文の頭
The high-speed ferry, with 121 passengers and 4 crew members on board,
の部分は
「乗客121人と乗員4人を乗せたその高速フェリー」
というわけです。
head といえば「頭」という名詞としておなじみですね。
今日の場合は、
頭 (先頭部を)「~の方へ向ける」 →
乗物などが 「~に向かって進む」 → 「~に向かう」
という動詞として登場しています。
つまり、
was heading to Sado Island で
「佐渡島に向かっていた」
となっています。
9日11半に新潟港を出発し、佐渡市の両津港に向っていた佐渡汽船の高速船 「ぎんが」。
時速約65キロで日本海航行中に海洋生物とみられるものと衝突し、乗客121人、乗員4人中80人が負傷し、うち乗客13人が腰の骨を折るなどの重傷を負いました。
乗組員は
「クジラやイルカのような海洋生物に衝突した」
と話しているようです。
■編集後記
今日は311です。あれから8年も経ったんですね。あの日を境に全てが変わったという人も多いのでしょう。毎日健康に暮らせるだけで、本当に感謝しなくてはいけませんね。
(裏)朝の雨が嘘のように青空が広がってます。日が長くなりました!