ジンバブエ、ムガベ大統領が留任表明

Zimbabwe’s President Mugabe Vows to Stay on

Zimbabwe’s embattled President Robert Mugabe gave a television speech to his people on Sunday, vowing to stay in power despite mounting calls to step down.

■チェック

・Zimbabwe    ジンバブエ
・vow    断言する、明言する
・stay on    留任する
・embattled    追い詰められた
・give a television speech    テレビ演説を行う
・stay in power    政権にとどまる → 大統領としてとどまる
・mounting calls    高まる声
・step down    辞任する

■対訳

「ジンバブエ、ムガベ大統領が留任表明」

窮地に追い込まれているジンバブエのロバート・ムガベ大統領が、日曜日に国民に向けてテレビ演説を行い、辞任を求める声が高まっているのをよそに、大統領職にとどまること明言した。

■訳出のポイント

stay on は

「今の状態を続ける」

という意味の句動詞です。

ここから、

任務、職などに 「居残る」 「居続ける」 「留任する」

という表現としても使われます。

embattle は

「戦闘隊形を取らせる」 「陣容を整える」
「(町などを)砦(とりで)で固める」

という動詞。

この過去分詞形が形容詞化した embattled は

「戦闘隊形をとった」 「砦で固めている」

などの意です。

英字新聞では、特定の人や少数党(派)などが

「(困難に)取り囲まれる」 「窮地に追い込まれている」 「四面楚歌の」

という意味でしばしば登場する単語となっています。

give a speech to ~ は

「~に向けて演説を行う」。

ここでは、その応用で

gave a television speech to his people なので

「(大統領が)自分の民衆に向けてテレビ演説を行った」 →

「(大統領が)国民に向けてテレビ演説を行った」

ということです。

in power は 「権力の座にある」 → 「政権の座にある」 という言い方。

そこで、

stay in power で

「政権の座に残る」 「政権にとどまる」 → 「大統領職にとどまる」

というわけです。

mounting は 「増加していく」 「高まる」 「増大する」 という形容詞。

「呼ぶ」 などの意味の動詞として知られる call は、名詞としても頻出ですね。

もともとは 「呼ぶこと」 「呼び声」 「叫び声」 の意ですが、

「要求(する声)」 「要請(する声」

という意味でも頻出なので、確認しておきましょう。

これらから、

文末の

despite mounting calls to step down の部分は

「高まっている(ムガベ大統領に対して)
辞任することを要求する声にもかかわらず」  →

「辞任を求める声が高まっているのをよそに」

となっています。

今日は混乱が続くジンバブエのニュースをお伝えしました。

与党から党首を解任され、大統領職の自発的な辞任求められ、自宅軟禁状態のムガベ大統領。

19日に国民に向けてテレビ演説を行い、党首解任を拒否し、大統領辞任の意思はないことを表明しました。

与党は今後、議会において

impeachment 「弾劾」

のための手続きに入る方針で、ムガベ氏が強制的に政権から引きずり降ろされる可能性が高まっています。

■編集後記

今月15日に軍部のクーデターにより政権掌握されたムガベ大統領は、1980年の共和国成立から35年以上にわたり強権政治を敷いて来ました。夫人はすでに出国しているという情報もあり今後の行方に注目です。

(裏)今日から福岡です!とりあえず長浜ラーメンは食べよう!

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