楽天、日本第4の主要携帯電話会社を狙う

Rakuten Aims to Become Japan’s Fourth Major Mobile Carrier

Rakuten, Japan’s online retailing giant, is aiming to capture a slice of the wireless spectrum, gearing up to cut into the country’s mobile carrier oligopoly.

■チェック

・aim to V     Vすることを狙う
・mobile carrier     携帯電話(通信)会社
・capture a slice of wireless spectrum
(携帯電話用)無線電波の割り当てを取得する
・gear up     準備をする
・cut into     ~に割り込む
・oligopoly     寡占

■対訳

「楽天、日本第4の主要携帯電話会社を狙う」

日本のオンライン小売大手の楽天が、携帯電話用電波の割り当て取得を目指し、少数企業が寡占する国内の携帯電話通信市場への割り込みに備えている。

■訳出のポイント

aim 「ねらう」 という動詞。

aim to V で

「Vすることをねらう」 「Vすることを目指す」

という言い方になります。

「運ぶ」 「運搬する」 という動詞 carry に

「~する人・もの」 という接尾辞 -er がついた carrier は

「運ぶ人」 「運搬人」。

業者、会社を指すことも多く、その場合は

“もの” を運ぶ 「運送業者」 「運輸会社」

に加えて、

“電波” など通信手段を運ぶ

「通信会社」 「電気通信事業者」

に対しても用いられます。

そこで、

mobile (phone) carrier は

「携帯電話会社」 「携帯電話通信会社」

ということです。

wireless spectrum は直訳すると 「無線帯域」。

今日の場合は、

携帯電話用の 「無線周波数(帯)」

という意味で使われています。

slice は

a slice of bread 「1枚のパン」

a slice of cake 「1切れのケーキ」

という使い方でよく知られていますね。

口語では

「部分」 「分け前」

という意味で登場することが多い語でもあります。

そこで、

a slice of the wireless spectrum は

(日本の総務省による)携帯電話用無線周波数の割り当て(分)」

を指しています。

capture a slice of the wireless spectrum で

「携帯電話用電波の割り当てを取得する」

ということです。

oligopoly は

少数の売り手による市場支配を意味する経済用語で、

「寡占(市場)」 「少数独占(市場)」。

単一の売り手による市場支配を意味する

monopoly 「独占(市場)」 「占有(市場)」

とともに、確認しておきたい単語ですね。

そこで、文末の

the country’s mobile carrier oligopoly は

「その国(=日本)の携帯電話通信の寡占市場」 の意。

cut into ~ が

「~ に割り込む」

なので、

cut into the country’s mobile carrier oligopoly で

「日本の携帯電話通信の寡占市場に割り込む」 →

「少数企業が寡占する(日本)国内の携帯電話通信市場に割り込む」

というわけです。

楽天が、自前の通信回線を持つ携帯電話通信事業への参入を発表したニュースです。

総務省が来年、携帯電話向けに割り当てる電波の周波数を取得し、2019年中のサービス開始を目指すと言います。

実現すれば、

NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクグループ

の3社による寡占状態が長く続いた業界に、

the fourth major mobile carrier

「第4の主要携帯電話キャリア事業者」

が誕生することになります。

■編集後記

すでに楽天は格安スマホの販売をしていますがこれはドコモの回線を借りてやってます。
自身がキャリアになるといわゆる基地局を全国に開設しなくてはなりません。
郊外にいくとよく見る火の見やぐらのようなアンテナですね。ものすごく莫大なコストがかかります。
ただ楽天の発表を聞くと2025年までに6000億円。ちょっと用地獲得などの費用も考えると少なすぎるような気がします・・・

(裏)知人から淡路島特産「大江のり」をいただく。家族全員大好きです。

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