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毎日1分!英字新聞 石田

アジアで鳥インフルエンザの脅威が再び

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Bird Flu Threatens Asia Again

Indonesia struggles to prepare medical facilities for human cases of bird flu while Japan confirmed on Tuesday the first outbreak of H5N1 in poultry since February 2004, as the deadly virus flared up again in Asia.

■チェック

・struggle 苦闘する
・medical facility 医療施設
・outbreak 発生
・poultry 家禽(かきん)
・flare up 燃え上がる

■対訳

「アジアで鳥インフルエンザの脅威が再び」

致死性鳥インフルエンザがアジアで再燃し、日本では火曜日に2004年以来初めて家禽のH5N1型感染が確認された一方、インドネシアでは、ヒト感染例に対応できるよう、医療施設の整備に苦闘している。

■訳出のポイント

動詞 struggle はもともと、人や動物が、不自由な状態から自由になろうと「もがく」 「じたばたする」 という意味です。

そこから、不自由な状態、劣悪な状態から逃れようとして 「奮闘する」「四苦八苦する」 という意味で使われるようになりました。

苦労しながら何かに取り組む様子、努力する様子を表す動詞としてよく使われます。

poultry は日本語でいうと 「家禽(かきん)」 = 「家畜として飼育される鳥」を意味します。ニワトリやアヒル、七面鳥など食用のものが大半ですが、ここには愛玩用・観賞用に飼育される鳥も含まれます。

flare は 「めらめらと燃える」 という動詞。

flare up だと 「ぱっと(急激に)燃え上がる」 というニュアンスになります。

実際に火が燃える場合だけでなく、 「感情が燃え上がる」 場合、「問題や病気などが突発する」 場合にも使われます。

flare up again で 「再び燃え上がる」 → 「再燃する」 という決まり文句です。

■編集後記

鳥インフルエンザ問題、不二家の消費期限切れ牛乳問題など食品業界の事件を耳にするにつれ、食品業界というのは大変だな〜と思います。

人の口に入るものだから当然、責任は重大です。例えば、レースのカーテンを作っているメーカーがこういう人間の健康被害に対して事件を起こすことはまず無いと言ってよいと思います。

リスクと利益を天秤にかけてみる。。

例えば、卵の生産者はものすごいリスクを抱えながら(感染した渡り鳥が養鶏場に迷いこむなど)、非常に利幅の薄い商品を生産するという仕事に従事しているわけです。

まあ、外科医師が医療事故の賠償責任を求めらることが多い米国では、給与の大半を「保険」につぎ込んでいる人が多く、これで破産した事例があるという。

事業のリスクと利益のバランス。難しい問題です。

(裏)デスノート1巻スタート(爆)

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