Man Sets Himself on Fire Outside Trump’s Trial
A man lit himself on fire outside the courthouse in New York City where former President Donald Trump’s hush money trial is underway.
■チェック
・set (=light→lit) oneself on fire 自分に火をつける
・(hush money) trial (口止め料をめぐる)裁判
・courthouse 裁判所
・(be) underway 進行中で
■対訳
「トランプ氏裁判、裁判所前で男が自らに火をつける」
アメリカのドナルド・トランプ前大統領の口止め料をめぐる裁判が行われているニューヨーク市内の裁判所の前で、男性が自分の体に火をつける騒ぎがあった。
■訳出のポイント
set fire は
「火をつける」「火を放つ」
という言い方。
set oneself on fire だと
「自分に火をつける」
の意味になります。
また、
もともとは
「光」
を意味する名詞である
light も
「明るくする」「照す」→「火をつける」「燃やす」
という動詞としても使われるので、
light oneself on fire
としても
同じ意味になるわけですね。
trial は
「試み」「試し」「試験」
という名詞で、
法律用語では
犯罪などに対する「裁判」「公判」「審理」
の意味で使われます。
そこで、
今日のタイトルは、
「トランプ氏の裁判の外で、男が自分に火をつける」→
「トランプ氏裁判(が行われている)裁判所の外で、男が自ら(の体)に火をつける」
ということですね。
本文の前半と後半をつなぐ関係代名詞 where は
直前の
the courthouse in New York City
「ニューヨーク市(内)の裁判所」
を受けているので、
後半部分は
(where) former President Donald Trump’s hush money trial is underway
「ドナルド・トランプ前大統領の口止め料をめぐる裁判が進行中である(ニューヨーク市内の裁判所)」
ということですね。
hush はもともと
「~を黙らせる」「~を静かにさせる」
という動詞です。
ここから
事実などを「口止めする」「秘密にしておく」「もみ消す」
という意味合いでもしばしば使われます。
そこで
hush money は
「黙らせるための金」→「口止め料」
となるわけです。
米トランプ前大統領の不倫口止め料をめぐる裁判が行われていたNY市内の裁判所の前で、男性が自分の体に火をつけるという騒ぎがありました。
男性はフロリダ在住の37歳で、裁判所前で政治に関するチラシのようなものを投げ捨てた後、可燃性の液体を自分の体にかけて火をつけたといいます。
男性はすぐに病院に搬送されましたが、重体。
詳しい動機などについてもわかっていないということです。
■編集後記
トランプが裁判でバタついてる中、麻生副総裁が渡米しトランプと会談をするという。これに対しバイデン関係者は不快感。それにしても麻生さんも御年83歳。すごいな・・・
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