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毎日1分!英字新聞 石田

日本の不動産王逮捕

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Japanese Property Tycoon Arrested

Prosecutors arrested Japanese railway and property magnate Yoshiaki Tsutsumi, once the richest man in the world, on Thursday on suspicion of making false financial statements and insider trading.

■チェック

!

・prosecutors 検察当局
・tycoon (ビジネス界の)大物、大物実業家
・magnate 有力者、大物
・false 虚偽の 
・insider trading インサイダー取引 

■対訳

「日本の不動産王逮捕」

木曜日に検察当局が、日本の鉄道・不動産業界の大立者で、かつては世界一の大富豪であった堤義明氏を、虚偽財務記載とインサイダー取引の疑いで逮捕した。

■訳出のポイント

prosecutor は「検察官」「検事」ですね。
この単語を、prosecutors と複数で使うと、もちろん「検察官たち」という意味ですが、ニュースでは「検察当局」という訳語が当てられることが多くなっています。
また、prosecutors officeで「検察庁」になります。

tycoon と magnate はよく似た意味で使われます。
どちらも「大物」「有力者」ですね。
ただ、tycoon の方は、とくにビジネス界・財界の大物という意味に限って使われる傾向があります。

おもしろいことに、この tycoon、 原語は日本語の「大君」です。
徳川将軍の呼称「大君」を外国人がこう発音(taiku’:n:“タイクーン”とクをのばして発音)したのが始まりなのです。
ですから、「大君」=「将軍」というのがもともとの意味です。
ここから、「有力者」「大物」という意味で口語的に使われるようになりました。

on suspicion of〜 で「〜の疑いで」「〜の容疑で」という表現です。
今日のように、 arrest on suspicion of 〜 という形で「〜の疑いで逮捕する」あるいは、受動態のbe arrested on suspicion of 〜 「〜の疑いで逮捕される」という形で頻繁に使われます。

■編集後記

Tycoonといえば、ニューヨークが生んだ作家、フィッツジェラルドの遺作である「The Last Tycoon」を思い出します。「エデンの東」、「欲望という名の電車」を撮ったエリアカザンにより映画化(1976年)されました。

英語のリスニングを上達するにはどうしたらよいか、という質問、よくいただきます。

そのためには。。。

スピーキング、つまり発音をしっかり覚えることです。正確な発音ができないと、実は正確な聞き取りができないんです。

日本の英語学習では「発音」がなおざりにされてきました。当たり前です。
英語教師がまともに発音できないわけですから。

だから生徒も正確な発音が覚えられません。「plane」(飛行機)。

これはプレーンではなく、[plein] であり最後に強烈な[n]の音がかすかに入ります。鼻にかかる「エヌ」の音です。かすかなのですが、強烈なんです。

この[n]が残るから、plane in the sky と続くとき、[n]と[i]が結びつくわけです。

プレイン イン ザ スカーイ

ではなく、プレイニンザスカーイ と流れるように耳に入りつつも、この「n」が認識されるので、意味として理解可能となるわけです。

正確な発音ができないとリスニング力の上達は望めないわけです。

これは日本語に置き換えてみると分かります。僕たちが聞き取ることができる日本語は100%、自分で正確に発音できますから。

(裏)
先日、僕のもうひとつのメルマガ、「情報起業でミリオネア」
    http://www.mag2.com/m/0000138888.htm
で「小室哲哉」について書いてたら、なぜか「Kiss Destination」が聞きたくなって、ヤフオクで1000円でアルバム「Gravity」を購入。

う〜ん、この頃は、商業ベースではなく、次第にマニアックな音に傾きつつあった小室の姿に少し、感動。。。

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