日本、核危機封じ込めに必死

Japan Takes Desperate Steps to Contain Nuclear Crisis

Japanese army helicopters on Thursday dumped water on the overheating reactors of the Fukushima Daiich nuclear plant in a desperate attempt to contain the crisis.

■ チェック!

・ take desperate steps 必死の対策を講じる、措置をとる
・ contain 封じ込める、阻止する、食い止める
・ dump water 放水する
・ overheating reactor 過熱した原子炉
・ contain 封じ込める、阻止する、食い止める

■ 対訳

「日本、核危機封じ込めに必死」

核危機を封じ込めるため、木曜日、日本自衛隊のヘリコプターによる福島第一原発の過熱した原子炉への放水が行われた。
■ 訳出のポイント

step は「歩幅」とか「歩み」「一歩」といった名詞ですが、目的達成のための「手段」「措置」という意味でも使われます。

そこで take steps で「措置をとる」「対策を講じる」「対策を行う」という表現になります。

今日のタイトルでは steps の前に「捨て身の」「必死の」「死に物狂いの」といった意味の形容詞 desperate がついて take desperate steps で「必死の対策を講じる」となっています。

動詞 dump は「放出する」「投げおろす」「投げ捨てる」の意なので、dump water で「水を放出する」→「放水する」。

「原子炉」は atomic reactor あるいは nuclear reactor ですが、reactor だけでもしばしば「原子炉」の意で用いられます。

したがって overheating reactors は「過熱した原子炉」ということです。

contain はもともとは「含む」「包含する」という動詞。

ここから、「収容する」→「封じ込める」「阻止する」あるいは「食い止める」「せき止める」といった意味でも使われる語になっています。

ここでは contain the (nuclear) crisis で「(核)危機を封じ込める」ということです。

今回の自衛隊ヘリによる放水は、3号機の燃料プールをターゲットにしたもの。

冷却装置が動ないため、使用済みの燃料棒が過熱し(本来ならば水に浸っているべきところが)露出した状態になっていると思われます。

陸自による空からの放水、そして、それに続く警視庁の高圧車両による地上放水は、日本が核危機から脱するためのまさに desperate steps 「死に物狂いの措置」といえます。

■編集後記

地震発生から1週間が経過しました。
ここへきて為替相場への市場介入がG7を通じて各国協調介入という形で行われました。
その結果、昨日一時1ドル76円台までに円高になったのが今日は一転して円安が進み、1ドル81円台後半まで戻しました。
1日で4円も5円も動くなんてのは1年で1回あるかないかでしょう。

ではなぜ巨大地震が日本で起きると円安ではなく円高になるのか?
これは、災害復興で巨額の円の需要が起こるからです。
米国債や海外の国債を保有している保険会社は保険金支払のためそれらを処分し円に戻します。
今回、東北地方で地震保険の対象となっている資産は30兆円と資産している米保険会社があります。
このような背景もあり地震が起きると円安ではなく円高に動きやすくなります。

(裏)とにかく原発の放射能漏れ問題は早く解決してほしいです。

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