World’s Celebrities Step up Efforts to Help Japan
Not only nations and organizations across the world, but also many celebrities have been offering their help to relieve disaster-stricken Japan.
South Korean actor Bae Yong-joon has donated 1 billion won to the Japanese government, and Lady Gaga designed a wristband for Japanese tsunami relief, to name a few.
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■チェック
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・ step up efforts to ~に乗り出す
・ disaster-stricken 災害に見舞われた、被災した
・ wristband リストバンド、ブレスレット
・ to name a few 数例をあげると
■ 対訳
「世界のセレブ、日本の支援に乗り出す」
世界中の国々や機関のみではなく、多数のセレブたちが災害に見舞われた日本を救うための支援の手を差し伸べている。
いくつかの例をあげると、韓国の俳優ペ・ヨンジュンさんは日本政府に10億ウォン(約7300万円)を寄付し、レディ・ガガは津波支援のブレスレットをデザインした。
■ 訳出のポイント
step up は「強化する」「力を入れる」「増大させる」という句動詞。
step up effortsで「努力を増大させる」→「(本格的に)乗り出す」という言い方になります。
そこで、タイトルの step up efforts to help Japan は「日本を支援するために乗り出す」→「日本の支援に乗り出す」ということです。
offer one’s help は「援助(支援・手助け)を申し出る」→「支援の手を差し伸べる」。
disaster 「災害」の後ろに動詞 strike「襲う」の過去分詞 strickenがついた disaster-stricken は「災害に襲われた」「被災した」という形容詞。
ここでは、話題は日本であり、disaster とは東北地方太平洋沖地震(および、それによる津波)を指していることが明らかなので、disaster-stricken Japan を「震災に見舞われた日本」と訳しています。
name は「名前」「名称」という名詞として誰でも知っている単語ですが、動詞としても意外によく使われるので確認しておきましょう。
「~に名前をつける」あるいは「~を指名(任命)する」といった意味にもなりますが、今日の場合は「~の名前を挙げる」というものです。
よって name a few は直訳すると「いくつかの名前をあげる」となり、通常「いくつかの(具体的な)例をあげる」という意味で使われます。
to name a few で「2.3の例をあげると」「いくつか例をあげると」という言い方です。
日本で大人気の韓流スターのヨン様ことぺ・ヨンジュンさんからの10億ウォンという巨額の寄付に続き、ドラマ「冬のソナタ」でヨン様の恋人役を演じたチェ・ジウさんも2億ウォン(約1450万円)の寄付を表明するなど、韓国からの大きな支援の輪が広がっています。
一方、米人気歌手のレディ・ガガは、日本の震災支援のためにチャリティ・ブレスレット ”Japan Prayer Bracelet” をデザイン・発売しています。
We Pray for Japan 「日本のために祈りを」というメッセージが刻まれたブレスレットはガガのオフィシャルサイトから購入可能で、価格は5ドル。
購入者はそれに5から100ドルまでの寄付金を加えることができ、発売から48時間で売り上げはすでに25万ドル(約2000万円)に上ったといいます。
そして、全ての収益は東北地方太平洋沖地震被災者の救済のために役立てられそうです。
■編集後記
今回の地震は福島原発のトラブルを誘発した結果放射能汚染のリスクを国民が背負うにいたる。
コンビニには商品がなくなり、ガソリンスタンドは午前中で営業終了、相次ぐ停電。
これはあたかも戦時中、あるいは紛争の最中にある国のような話で、常に満たされていた僕らが、おそらくここ数十年で初めて僕らが直面する事態です。
しかし、これを絶対乗り越えること。
これを乗り越えたときに、本当に日本は強くなる!!
(裏)大規模停電。。
まさに国民は未曽有の事態に直面しています。