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毎日1分!英字新聞 石田

米が独に通告、5Gでファーウェイ排除しなければ情報共有を制限

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US Warns Germany to Bar Huawei from 5G or It Will Curb Intelligence Sharing

The US government warned Germany that it would limit intelligence sharing with Berlin if it includes Huawei into its 5G communications networks.

■チェック

・warn   通告する
・bar ~ from …    ~を … から締め出す
・or     さもなければ
・curb (=limit) intelligence sharing   情報共有を制限する
・5G communications networks    通信ネットワーク

■対訳

「米が独に通告、5Gでファーウェイ排除しなければ情報共有を制限」

米国政府はドイツに対して、5G通信ネットワークにファーウェイを含めるならば、ドイツ政府との情報共有を制限する、と通告した。

■訳出のポイント

warn は

人に危険などを 「警告する」 「注意する」

という意味におなじみの動詞。

(~について)「通知する」 「通告する」 「予告する」

という意味合いでもしばしば使われます。

例えば

They warned us about the strike.

「彼らは私たちにストについて通告した」

という具合です。

そして、warn (人) to V で

「(人) に~するように通告する」

という言い方になるので、

タイトルの

US Warns Germany to Bar Huawei from 5G は

「米国がドイツにファーウェイを5Gから締め出すよう通告する」

「米が独にファーウェイを5Gから排除するよう通告する」

ということです。

また、それに続く or は

「そうでなければ」 「さもなければ」

という接続詞になっています。

通例、命令文の後に or ~ と続き、

「・・・しなさい、さもなければ~」 →

「・・・しなければ、~」

という言い方になります。

ここでは、

(US Warns Germany to)
Bar Huawei from 5G or It Will Curb Intelligence Sharing

「(米国がドイツに)ファーウェイを5Gから排除しなければ、それ(=米国)は情報共有を制限する(と通告する)」、

つまり、

「米国がドイツに、ファーフェイを5Gから排除しなければ情報共有を制限すると通告する」 →

「「米が独に通告、5Gでファーウェイ排除しなければ情報共有を制限」

というわけです。

ここで使われている動詞 curb は

「~の抑制するする」 「~を制限する」 の意。

また、

もともとは 「知能」 「知性」 「理解」 を意味する intelligence は

敵対国やビジネス相手などについての 「知識」 「情報」 「諜報」

の意味でも頻出です。

そこで、タイトルの

curb intelligence sharing

および、本文の

limit intelligence sharing は

「情報共有を制限する」

ということですね。

そして、ドイツの首都 Berlin 「ベルリン」 は

ここでは「ドイツ政府」を指すので、

limit intelligence sharing with Berlin で

「ドイツ政府との情報共有を制限する」

となっています。

次世代通信規格である ”5G” から中国のファーウェイ(華為技術)を排除しようと、中国に対し

digital cold war 「デジタル冷戦」

を仕掛けたトランプ米政権。

しかし、先月17日、英情報当局がファーウェイを全面排除しない方針を決定したと報じられ、続いてドイツでもそれに同調する動きが。

中国排除が経済のブロック化を招き、世界経済を萎縮させてしまう、との懸念が背景にあります。

これを受けて、駐独米大使から独連邦エネルギー省大臣に宛てた文書という形で、米政府は

「ドイツの5Gネットワーク構築において、ファーウェイが契約を得た場合は、情報機関における機密共有を制限する事になる」

「中国のスパイ行為懸念から、従来通りの機密情報共有はできなくなる」

と通告。

トランプ政権としては、ファーウェイ排除に向けた強い姿勢をあらためて打ち出した形ですね。

■編集後記

5GのGとはGenerationのG。つまり第5世代ということです。今ソフトバンクを始めとする多くの企業がIoT(Internet of Things)、つまりモノとモノとをネットでつなぐ、これに集中して投資をしています。このIoTの世界を実現するのにこの5Gの通信規格は必須となります。人間の通話以外、大量のモノが基地局へアクセスするからです。この分野で米国と中国は覇権を狙っているわけですね。。

※暗号通貨のシグナル配信 クジラを捕まえろが日刊ゲンダイに掲載されました。
http://www.namni.net/t/kujira1e.html

日刊ゲンダイの記事→ http://www.namni.net/us/t/code/kjgkj.html

(裏)今日は暖かかった!!でもまた明日から少し寒くなるそうです。

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