初観測:中性子星の衝突で重力波

First-seen Neutron Star Collision Creates Gravitational Waves

An international research team has detected gravitational waves generated by the collision of two neutron stars for the first time.

 

■チェック

・first-seen  初めて見られた → 初めて観測された
・neutron star collision  中性子星の衝突
・gravitational waves  重力波
・detect  検出する
・generated by  ~によって生じる

 

■対訳

「初観測:中性子星の衝突で重力波」

2つの中性子星の衝突によって生じた重力波が、国際研究チームによって初めて検出された。

 

■訳出のポイント

first-seen は 「初めて見られた」 の意。

ここでは、天文現象が 「初めて観測された」 という意味で使われています。

neutron star は 「中性子星」。

巨大な fixted star 「恒星」 が寿命を迎え超新星爆発を起こした後に残ったのが 「中性子星」。

恒星の最後の姿は、その質量によって異なるそうです。

質量が小さい恒星は、超新星爆発を起こすことなく、

white dwarf 「白色矮星」 に。

逆に、質量が大きな恒星は、超新星爆発を起こして、

black hole 「ブラックホール」 に。

ですから、「中性子星」 とは、ブラックホールになるほどの質量を持っていない恒星の最後の姿と考えられます。

collision は 「衝突」 「激突」 なので、

neutron star collision で 「中性子の衝突」 ということです。

generate は

「~を生む」 「~を発生させる」 「~を作り出す」

などの意の動詞。

(be) generated by ~ で

「~によって生まれた」 → 「~によって生じた」

という言い方になっています。

そこで、

gravitational waves generated by the collision of two neutron stars

の部分は

「2つの中性子星の衝突によって生じた重力波」

ということです。

gravitational wave 「重力波」 は、

Albert Einstein 「アルベルト・アインシュタイン」 が一般相対性理論に基づいて、1916年にその存在を予言した現象。

2016年2月に米国で初めて直接検出が報告されています。
(この研究チームは今年のノーベル物理学賞を受賞)

今回は、

地球から1億3000万光年離れた銀河で、2つの中性子星が衝突する現象の中で、その重力波が生じるのが初めて観測された、

というニュースです。

衝突の結果、重力波に加え、

gamma-ray burst 「ガンマ線バースト」 と呼ばれる光、

そして、kilonov a「キロノバ」 という爆発現象によって、

金やプラチナ、鉛など重元素が生成され、宇宙に拡散することも観測されました。

研究チームは、今回成功した観測を、

“unprecedented” discovery that is ushering in a new era of astronomy

「天文学における新時代到来を告げる 『前代未聞の』 発見」としています。

 

 

 

■編集後記

そもそも中性子星とは何なのか調べてみると・・・wikipediaの説明は理解不能。
ヤフー知恵袋にこんな回答がありました。
「中性子星は、太陽よりもずっと重い『恒星』が年老いたときに『核融合』が止まり、自らの『重力崩壊』によって『超新星爆発』して、中心部分が残ったものです。この中心部分は、ものすごく高い『密度』で、角砂糖1個の大きさが富士山以上の重さになっているとされます。
中性子星がさらに押しつぶされると重力崩壊を止める物理理論がないため、無限に押しつぶされ続け『ブラックホール』になるといわれています。」

なるほど、これならなんとなく分かるような気がします(汗)

 

(裏)久々の晴天!!しかし週末は台風の影響で雨、風か・・日本海側に遊びに行こうか・・


オーストリア選挙:右派の国民党が勝利へ

Austrian Election: Right-wing People’s Party to Win

Austria’s center-right People’s Party is set to win the general election. The head of the party, 31-year-old Sebastian Kurz, is likely to become the youngest national leader in the world.

 

■チェック

・right-wing    右派(の)
・People’s Party    【オーストリア】国民党
・center-right    中道右派(の)
・general election    総選挙
・be set to    ~することに決まっている
・be likely to    ~する可能性が高い

 

■対訳

「オーストリア選挙:右派の国民党が勝利へ」

オールトラリア総選挙で、中道右派・国民党の勝利が確実となり、セバスティアン・クルツ党首(31歳)が、世界最年少の首相に就任する可能性が濃厚である。

 

■訳出のポイント

wing は 「羽」 「翼」 という意味の名詞としておなじみですね。

日本語でも 「右翼」 「左翼」 というように、

政治における 「党派」 「派」

の意味でも使われる語なので、確認しておきましょう。

right-wing あるいは rightwing で

「右派(の)」 「右翼(の)」

になります。

逆に、leftwing あるいは leftwing だと

「左派」 「左翼」

ということですね。

また、center-right は 「中道右派」

の意味になっています。

head はもともは 「頭」 「頭部」 を意味する名詞。

ここから、組織・集団の 「長」 「代表」 を指す語としても頻出ですね。

そこで、第2文の頭、

The head of the party は

「その政党の長(代表」 → 「党首」

というわけです。

be likely to ~ は

「~しそうである」 「~する可能性が高い」

という言い方。

ここでは、

is likely to become the youngest national leader in the world

「世界で最年少の国家指導者(=首相)になる可能性が高い」

「世界最年少の首相に就任する可能性が濃厚である」

ということです。

欧州オーストリアで行われた国民議会の選挙で、若干31歳の党首、セバスティアン・クルツ外相が率いる、中道右派の国民党が15年ぶりに第1党の座を奪還しました。

今回の選挙では、移民・難民の規制強化を訴える国民党とともに、「反イスラム化」 を強調する自由党の右派も躍進。

2015年の欧州難民危機では、多数の難民を受け入れたオーストラリアですが、この選挙結果を受けて・・・

米英の各紙では、

Austria Turns Sharply to the Right

Austria Moves to the Right

Austria Shift to Right

など、同国の右傾化を報じるヘッドラインが踊っています。

 

 

 

■編集後記

31歳で一国の首相とはすごい・・というか恐ろしい気もしますね。
自分がその歳に何をしていたかを振り返ると・・・??
ただ、国のリーダーにふさわしい適年齢というのはあるのでしょうか?
あまり若くても経験・知識不足という気がしますし、かといってプライムを過ぎたご老体に国を任せるのも何ですし・・・難しいですね。

 

 

(裏)寒いです・・来週にはこの寒さもやわらぐようです・・


東京、世界で最も安全な都市

Tokyo Named Safest City in the World

Tokyo, Singapore, and Osaka have been named three safest cities in the world. The Safe Cities Index 2017 by the Economist Intelligence Unit ranked 60 cities based on the 49 indicators of personal, digital, health, and infrastructure securities.

 

■チェック

・(be) named  ~に選ばれる
・Safe Cities Index  安全な都市指数
・rank  ~をランクづけする
・based on the indicators  指標に基づいて

 

■対訳

「東京、世界で最も安全な都市」

世界で最も安全な3つの都市は、東京、シンガポール、そして大阪だという。エコノミスト・インテレジェンス・ユニットによる『安全な都市指数2017年』では、個人の安全性、サイバーセキュリティー、健康環境の安全性、インフラの安全性、に関する49の指標に基づいて、世界60都市をランクづけしている。

 

■訳出のポイント

「名前」を意味する名詞としておなじみの name。

「~に名前をつける」 → 「~を指名する」 → 「~を選ぶ」

という動詞としても用いられます。

英字新聞では、ランキングや賞などの受賞のニュースで

「(_位に)選ばれる」→「(_位に)ランキングする」

「~賞に選ばれる」 → 「~を受賞する」

という文脈で、しばしば登場します。

今日のタイトルでは

Tokyo (is) Named Safest City in the World で

「東京が、世界で最も安全な都市に選ばれる」

ということです。

Economist Intelligence Unit

「エコノミスト・インテレジェンス・ユニット」 は、

英国の著名な経済週刊誌 The Economist 「ジ・エコノミスト」の調査部門で、通称 EIU 。

この EIU がまとめた

The Safe Cities Index 2017 「安全な都市指数2017年」 で

東京、シンガポール、大阪が、世界の安全な都市トップ3にランクされた、

というニュースでした。

based on ~ は 「~に基づいて」。

based on the indicators of ~ で

「~という指標に基づいて」

ということです。

文末の

personal, digital, health, and infrastructure securities

の部分は、

personal security, digital security, health security, and infrastructure securities

をまとめて記した形ですね。

digital security の digital 「デジタル」 は、「コンピューターの」「IT の」 に近いニュアンス。

そこで、対訳では

「サイバーセキュリティー」

としています。

その他は

personal security が 「個人の安全性」

health security が、医療・衛生環境を含む 「健康環境の安全性」

infrastructure security は電気、水道、道路、鉄道など、生活の基盤となる設備に関する 「インフラの安全性」

というわけです。

これら4つの安全性カテゴリーを49の指標に基づいて評価したところ、東京が総合ランキング1位に。

実は、東京、シンガポール、大阪という上位3都市の顔ぶれは、2015年に行われた前回と全く同じということでした。

 

 

 

■編集後記

シンガポールと東京を比較してみて、「個人の安全性」を考えるとシンガポールは東京に比較にならないほど安全だと思います。例えば不法入国でも3打、打たれます。(1打でも気を失う人がいるくらいの痛みだそうです)90日のオーバーステイでも3打です(汗)他人に対する暴行でも3打以上。
ですから犯罪を犯しても鞭打ちを考えると割にあわないのです。

女性が真夜中でも一人でジョギングできる国なんておそらくシンガポールくらいかと思います。
その背景には、犯罪に対する過酷な刑罰制度があります。

 

 

(裏)ぐっと寒くなってきました。昨夜今年初めて床暖房をつけました・・


豪州:自殺男性の未送信メールを遺言と認める

Suicide Man’s Unsent Text Message Accepted as Will in Australia

An Australian court has accepted an unsent mobile text message, found in the drafts folder on a man’s phone after he took his own life last year, as a valid will.

 

■チェック

・suicide  自殺
・unsent (mobile) text message  未送信の携帯メール
・accept (A) as B  A を B として認める
・(valid) will  法的効力のある遺言
・drafts folder  下書きフォルダー
・take one’s own life  自殺する

 

■対訳

「豪州:自殺男性の未送信メールを遺言と認める」

オーストラリアの裁判所が、昨年自殺した男性の携帯電話の下書きフォルダーに残されていた未送信メールを、法的効力のある遺言と認めた。

 

■訳出のポイント

「送る」 の意味でおなじみの基本動詞 send の過去分詞に否定の接頭辞 un- がついた unsent は

「送付(送信)されていない」 「未送信の」

という形容詞。

text message は mobile text message の意で、

日本語の 「携帯(電話)メール」 を指します。

したがって、

unsent (mobile) text message で

「未送信の携帯メール」

の意味になっています。

will は未来や意志を表す助動詞としてよく知られていますが、

「意志」 「願望」 「決意」

という名詞でもあります。

そして、

法律用語の 「遺言」 「遺書」

を意味する単語でもあるので、注意しましょう。

accept ~ as will で

「~を遺言として認める」

ということです。

draft は 「原稿」 「草案」 「下書き」。

drafts folder で 「下書きフォルダー」 の意味になります。

カンマではさまれた

found in the drafts folder on a man’s phone after he took his own life last year

の部分は、直前の

an unsent mobile text message

「未送信の携帯メール」

を説明する文節ですね。

つまり、

「ある男性が去年自殺した後に、彼の携帯電話の下書きファイルの中で見つかった(未送信の携帯メール)」

「昨年自殺した男性の携帯電話の下書きフォルダーに残されていた(未送信メール)」

というわけです。

valid は 「妥当な」 「正当な」 という形容詞。

法律的に 「有効な」 「合法的な」 「効力がある」

の意でもよく使われる語です。

例えば、

valid driver’s license といえば

期限が切れていない 「有効な運転免許」

の意味になります。

ここでは、 valid will で

「法的効力のある遺言」

ということです。

遺産を自身の妻と息子ではなく、兄弟と甥に渡す、と書かれた未送信メールを巡り、豪州東部ブリスベンの裁判所が、法的効力を持つ遺書だと認めた、というニュース。

昨年10月に自殺した男性の携帯電話の下書きフォルダーに残されていた兄弟宛のメールには、妻が浮気をしていることなどがつづられ、

「私の家と年金全てを君と甥が相続し、遺灰は裏庭に埋めてほしい」

という希望とともに、銀行口座の詳細が書かれていたそうです。

また、文末には

my will 「私の遺言」

という言葉とともに笑顔を絵文字が添えられていたといいます。

ちなみに、「絵文字」 は英語でも emoji。

もともと日本独自のものだった 「絵文字」 が、スマホの登場で世界中に普及したことから、ローマ字にした emoji がそのまま使われるようになった次第です。

 
■編集後記

パソコンや携帯に残されたメールやラインなどのメッセージが、犯罪などの証拠となるのは当たり前になっていますが、未送信メールが法的効力を持つ遺言として認められるとは・・・
そんな時代に突入しているんだなあと思ってしまいました。

 

 

(裏)週末は雨。でも関東北部は土曜は曇りのようです・・


ワインスタイン氏セクハラ: ジョリー、パルトロウも被害

Weinstein’s Harassment: Jolie and Paltrow Say They Were Victims, Too

Angelina Jolie and Gwyneth Paltrow have joined to accuse Hollywood’s big-name producer, Harvey Weinstein, of sexual harassment and inappropriate behavior.
■チェック

・(sexual) harassment セクシャルハラスメント
・victim 被害者
・accuse (人)of ~ (人)を~で告発する
・big-name 大物の
・inappropriate behavior 不適切行為

 

■対訳
「ワインスタイン氏セクハラ: ジョリー、パルトロウも被害」

ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏によるセクシャルハラスメントおよび不適切行為を告発する女性たちの中に、アンジェリーナ・ジョリーとグウィネス・パルトローが加わった。

 

■訳出のポイント

harass は(人を)「困らせる」 「悩ませる」 という動詞。

harassment は 「(人を)困らせる」 「悩ませる」 という動詞 harass から派生した名詞で

「悩ますこと」 「悩まされること」 「困ること」 の意。

日本語の 「迷惑行為」 「嫌がらせ」 の意味でもしばしば使われる語です。

「性的嫌がらせ」 という意味の

sexual harassment 「セクシャルハラスメント」 = 「セクハラ」

は、すでに完全に日本語になっていますね。

victim の語源は、「いけにえの動物」 を意味するラテン語 victima。

暴力、あるいは戦争や災害などの 「犠牲者」 「被害者」 「被災者」 を指す名詞ですね。

「大きい」 という意でおなじみの形容詞 big は

「強大な」 → 「重要な」 の意味でも使われます。

そこで

big-name は

「重要な名前(を持った)」 → 「大物の」 「著名な」 「一流の」

となっています。

ここでは、

Hollywood’s big-name producer で

「ハリウッドの大物プロデューサー」

ということです。

accuse は 「告発する」 「非難する」 という動詞。

accuse(人)of ~ で

「(人)を~で告発する」

という言い方になります。

今日の場合は、

(人)= Hollywood’s big-name producer, Harvey Weinstein
「ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏」

~ = sexual harassment and inappropriate behavior
「セクシャルハラスメントおよび不適切行為」

なので、

「ハリウッドの大物プロデューサーのハービー・ワインスタイン氏をセクシャルハラスメントおよび不適切行為で告発する」

ということです。

ハリウッドの重鎮プロデューサー、ハービー・ワインスタイン氏は、女性従業員に性的嫌がらせを繰り返したとして、先日自身の映画製作会社から解雇されました。

その後は多くの女優たちが、同じような被害にあったことを公表。

ついに、大スターのアンジェリーナ・ジョリー、そしてグウィネス・パルトローの両者が、ニューヨーク・タイムズ紙の記事中で、自分がちも駆け出しの頃に同氏のセクハラ被害にあったことを明らかにしたものです。
■編集後記

昨日の夜、某キー局で放送していたストーカードキュメントですが、最終的には話をテレビ局にもちかけてきた弁護士が全て絵を書いた詐欺であった、テレビ局は騙されたのだ、という結末でしたが、あれはどうみても最初からヤラセ感が半端なく、結果的には視聴者が騙されていたという本当に身も蓋もない、放送倫理もなにもない、最悪な番組でした。
視聴率を上げるためなら何をやっても良いという姿勢が明らかですよね。
BPO(放送倫理・番組向上機構)へはクレームが殺到していると思います。

 

 

 

(裏)今週最後の晴れの日・・・ドローン遠征に行ってきます・・


カリフォルニア州で山火事、10人死亡

California Wildfires Kill 10

A state of emergency was declared in northern areas of California after fast-spreading wildfires killed at least 10 people and destroyed over 1,500 buildings.

 

■チェック

・wildfire 山火事
・declare a state of emergency 非常事態を宣言する
・fast-spreading 急速に広がる、拡大する
・destroy ~を破壊する

 

■対訳

「カリフォルニア州で山火事、10人死亡」

米カリフォルニア州北部で山火事が急速に拡大。少なくとも10人が死亡し、1500棟以上の建物が焼失したのを受け、非常事態が宣言された。

 

■訳出のポイント

wildfire は 「急速に燃え広がる炎」 「(荒野の)野火」 の意。

主に米国では、「山火事」 を指して使われる語でもあります。

state of emergency は 「非常事態」 「緊急事態」。

declare が 「~を宣言する」 「~を布告する」 という動詞なので、

declare a state of emergency で

「非常事態を宣言する」

という言い方になります。

今日の場合は、受動態の

a state of emergency was declared

という形でも登場で、

「非常事態が宣言された」

ということです。

destroy は 「~を破壊する」 という動詞。

ここでは、

(fast-spreading wildfires) destroyed over 1,500 buildings

なので、

「急速に拡大する山火事が、1500棟以上の建物を破壊した」

「急速に拡大する山火事で、1500棟以上の建物が焼失した」

というわけです。

さて、これらのポイントを踏まえて、本文全体を直訳してみると…

「急速に拡大する山火事で、少なくとも10人が死亡し、1500棟以上の建物が焼失した後で、カリフォルニア州北部で非常事態が宣言された」

となりますね。

わかりやすく自然な日本語になるように、対訳では2つの文に分け、

「米カリフォルニア州北部で山火事が急速に拡大。少なくとも10人が死亡し、1500棟以上の建物が焼失したのを受け、非常事態が宣言された」

としています。

米西部カリフォルニア州、サンフランシスコ湾の北部で8日夜に発生した山火事。

強風にあおられ、急激に拡大しました。

報道によると、少なくとも10人が死亡し、約2万人が避難しています。

カリフォルニア・ワインの産地として知られるナパ郡などで深刻な被害が出ている模様で、ブラウン州知事は9日に周辺に非常事態を宣言しました。

 
■編集後記

英語が得意な人の共通点に文章の頭から順番に訳して理解していく、というものがあります。

一方、苦手な人の共通点は、最後まで聞き取り(読み込み)、日本語の順番に並び替えるというものです。

つまりここでは

英語→日本語並び替え→理解する

という複雑な脳の働きがあります。

ですからなかなか上達しません。リスニングも苦手なままです。

TOEICで高得点を出している人は共通して、

「頭から訳していく」

です。
時間が限られた試験では、いちいち返り読みして日本語になおしていたら解ける問題も解けません。

そうではなく、頭からどんどん訳して理解しないといけません。

その結果短時間でリスニング力が向上します。

ネイティブの脳の働き方を頭にインプットするだけで一気にTOEICのスコアアップは期待できます。

ぜひこの技術を身に着けてください。

 

 

(裏)東京は朝から霧が出ています・・予報ではものすごく暑くなるそうですが・・


米経済学者リチャード・セイラー氏がノーベル賞

US Economist Richard Thaler Wins Nobel Prize

Richard Thaler, a professor of the University of Chicago, has won the 2017 Nobel Prize in economics for his contributions to the field of behavioral economics.

 

■チェック

・economist   経済学者
・professor   教授
・contributions to   ~への貢献
・field of behavioral economics   行動経済学の分野

■対訳

「米経済学者リチャード・セイラー氏がノーベル賞」

行動経済学の分野に貢献した米シカゴ大学教授のリチャード・セイラー氏が、2017年のノーベル経済学賞を受賞した。

 

■訳出のポイント

今日の記事は、Nobel Prize 「ノーベル賞」の話題です。

Nobel Prize in economics で「ノーベル経済学賞」ですね。

ちなみに、

economy は「経済」で

economics は「経済学」。

さらに、

economist だと「経済学者」

になります。

「貢献する」「寄与する」 という動詞 contribute から派生した名詞

contribution は 「貢献」 「寄与」 の意。

contributions to ~ で

「~への貢献 」「~への寄与」

になります。

ここでは、

his contributions to the field of behavioral economics

なので

「彼の行動経済学の分野への貢献」

ということです。

また、この部分の直前に置かれている for は、”受賞の理由” を導く前置詞になっています。

つまり、

「彼の行動経済学の分野への貢献のため(ノーベル経済学賞を受賞した)」 →

「行動経済学の分野への貢献を認められて(ノーベル経済学賞を受賞した)」

という意味になっています。

したがって、本文全体では

「米シカゴ大学教授のリチャード・セイラー氏が、行動経済学の分野への貢献を認められて、ノーベル経済学賞を受賞した」。

対訳では、

「行動経済学の分野に貢献した米シカゴ大学教授のリチャード・セイラー氏が、2017年のノーベル経済学賞を受賞した」

としています。

behavioral economics 「行動経済学」 とは、経済学に心理学を応用した経済学分野。

心理学的に観察された事実を、経済学における意思決定の数学モデルに取り入れる研究手法だそうです。

この経済行動学の権威であるリチャード・セイラー氏が今年のノーベル経済学賞を受賞した、というニュースでした。

セイラー氏には賞金900万クローナ(約1億2500万円)が授与されます。

ノーベル賞の賞金は今年から100万クローナ引き上げられ、セイラー氏には賞金900万クローナ(約1億2500万円)が授与されるということです。

 
■編集後記

ノーベル賞賞金の課税について調べてみると、非課税だそうです。ただし、経済学賞だけは課税されるそうです。なぜかというと経済学賞以外はノーベル基金というところから支出される一方、経済学賞はスェーデン国立銀行から支出されるからだそうです。
まあ、僕には全く関係ない話ではありますけど・・(^^;

 

 

(裏)3連休は天気で良かったですね。しかし今週末は雨か・・・


日本のデパートにロボット専門売り場がオープン

Japanese Department Store Opens Robot Speciality Section

A department store in Tokyo opened a robot speciality section for the first time in Japan on Wednesday. Twenty different robots are on sale in the Robotics Studio at Takashimaya department store in Shinjuku.

 

■チェック

・department store デパート、百貨店
・robot speciality section ロボット専門売り場
・be on sale 売られている

■対訳
「日本のデパートにロボット専門売り場がオープン」

水曜日、東京都内のデパートに日本初のロボット専門売り場がオープンした。
新宿高島屋の 『ロボティックス・スタジオ』 では、20種類のロボットが販売されている。

 

■訳出のポイント

department はもともと、「部門」 「部」 「課」 を意味する名詞。

ここから、

百貨店などの 「売り場」 「コーナー」

を指す語でもあります。

逆に、日本語の 「デパート」(=百貨店)の語源である

department store は

“色々な売り場に分かれている店” という意から来ているわけです。

このように、百貨店などの 「売り場」 に当たる英語はdepartment が一般的ですが、その他にも

section

space

なども使われるので、あわせて確認しておきましょう。

different は 「違った」 「異なった」 「別の」 の意味でおなじみの形容詞。

そこで、本文第2文の頭の

Twenty different robots は直訳すると

「20の異なるロボット」 となりますね。

つまり、「20種類のロボット」

ということです。

(be) on sale という表現は、

「セールで」 「特価で」

の意味でよく知られているかもしれません。

本来は、

「売りに出されて」 → 「売られている」 「販売されている」

という意になっています。

今日の場合も

Twenty different robots are on sale で

「20種類のロボットが販売されている」

ということです。

日本初のロボット専門売り場が設けたのは、東京の「新宿高島屋」。

10万円から30万円までの価格帯のものを中心に、常時約20種類のロボットが販売されているそうです。

中には、AI を搭載した洋服ダンス型のロボットも。

洗濯済みの衣類を引き出しに入れると、使う人や種類ごとに仕分けた上で自動にたたんでくれるといいます。

ちなみに、こちらの価格は約200万円だということです。

 

■編集後記

以前、キッチンロボットの話を聞いたことがあります。キッチン全体がAIでコントロールされてて、食品の調理から冷蔵庫への収納、食器洗い、全てやってくれるとのこと。
有名シェフのレシピがインプットされていてものすごく美味しいのだとか。
ただ値段は1000万円近くするそうです(汗)未来は本当にそうなるかもしれませんね。
○○軒のチャーハンを完全再現!みたいな。。ネットでデータはダウンロードみたいな。。

 

(裏)今年一番の冷え込み。エアコンは不要になりました・・


米国、在米キューバ外交官15人を追放

U.S. Expeles 15 Cuban Diplomats

The Trump administration on Tuesday expelled 15 Cuban diplomats, saying the Cuban government failed to protect US staff at the embassy in Havana from mysterious “sonic attacks”.

 

■チェック

・expel diplomats  外交官を追放する → 外交官に国外退去を命じる
・administration  政権
・fail to V  ~しない、~し損なう
・protect(人)from  (人)を~から保護する
・embassy  大使館
・sonic attacks  波攻撃

 

■対訳

「米国、在米キューバ外交官15人を追放」

米トランプ政権は火曜日、キューバ政府がハバナの米大使館スタッフを謎の『音波攻撃』から保護できなかったとして、キューバ外交官15人に国外退去を命じた。
■訳出のポイント

expel の語源は 「追い出す」 という意味のラテン語 expellere。

ここから、英字新聞では

外国人を 「強制(国外)退去させる」 「追放する」

という意味で、しばしば登場する動詞となっています。

今日の記事では、

外交官を 「国外退去させる」 → 「国外退去を命じる」

ということです。

administration は 「行政」 「政治」 「施政」 という意味の名詞。

主に米国では、the ~ administration という形で

「~政権」 の意味でしばしば使われます。

ここでは

the Trump Administration なので

「トランプ政権」

ということです。

fail は 「失敗する」 「うまくいかない」 という動詞。

fail to V で

「~することに失敗する」「~できない」
「~しようとしてうまくいかない」

という言い方になります。

そこで、

failed to protect US staff at the embassy in Havana from mysterious “sonic attacks”

の部分は

「ハバナの大使館の米国スタッフを謎の『音波攻撃』から保護できなかった」

ということですね。

米国務省が3日、在米キューバ大使館の外交官15人に対して、7日以内に退去するよう命じたというニュース。

キューバの首都ハバナに駐在する米国の外交官やその家族計22人が、原因不明の聴覚障害や頭痛を訴えており、それに対する対抗措置だといいます。

米メディアでは、音波による攻撃が原因である可能性が報道されており、今日の英文記事においても

mysterious “sonic attacks”

「謎の『音波攻撃』」

という表現が使われている次第です。

米国とキューバはオバマ前政権下の2015年に、54年ぶりに
国交を回復しました。

しかし、トランプ大統領は就任以来、キューバに対して強硬姿勢を見せ続ける中での、今回の “謎の攻撃” 疑惑。

さらなる関係悪化が懸念されるところです。

 

 

 

■編集後記

よく工場などが発する低周波で周辺住民の体調がおかしくなる、なんて話を聞いたことがありますが・・・・
ところで、ラスベガスの銃撃事件で銃規制を支持する声が全米で高まっているのに対し、トランプ氏は「今はそのタイミングではない」と言ってますけど、この背景には全米ライフル協会といった(圧力)団体が共和党のスポンサーになっているということがあります。元々、銃を所持する権利というのは米国民全員が神様から与えられた権利と認識しているところがあり、このあたりは銃の所持が禁止されている国々の人から見ると理解に苦しむところです。

 

 

(裏)今日は朝かなり冷え込みました。鍋の季節か!


ラスベガスで銃乱射事件:59人死亡、520人以上が負傷

Las Vegas Mass Shooting Kills 59, Injures over 520

A gunman fired indiscriminately from the 32nd floor of a Las Vegas hotel towards an open-air concert Sunday evening, leaving at least 59 people dead and amore than 520 injured.

 

■チェック

・mass shooting  銃乱射(事件)
・gunman  銃を持った男 → 武装した男
・fire indiscriminately  (銃を)乱射する
・open-air concert  野外コンサート
・leave _ people dead (injured)  _人の死者(負傷者)を出す

 

■対訳

「ラスベガスで銃乱射事件:59人死亡、520人以上が負傷」

日曜夜に、ラスベガスのホテル32階から武装した男が野外コンサートに向けて銃を乱射し、少なくとも59人が死亡し、520人以上が負傷した。

 

■訳出のポイント

mass は 「大量の」 「多数の」 「大規模な」 という形容詞。

mass shooting で

「大量の発砲」 → 「銃を撃ちまくること」 「銃乱射(事件)」

ということです。

indiscriminately は 「無差別に」 「見境えなく」 という副詞で、

fire indiscriminately toward ~ で

「~に向かって無差別に発砲する」 「~に向けて銃を乱射する」

という言い方になっています。

open-air は 「野外の」 「戸外の」 「露天の」 という形容詞。

an open-air concert で 「野外コンサート」 ですね。

「去る」 「出発する」 などの意でおなじみの動詞 leave は、

「(人)を~の状態にしておく」

という意味でもしばしば使われます。

特に

leave _ people dead で

「_人を死んだ状態にしておく」 →

「(事件、災害などが)_人の死者を出す」
「(事件、災害などで)_人が死亡する」

という言い方になります。

同様に、

leave _ people injured だと

「_人の負傷者を出す」 → 「_人が負傷する」

というわけです。

今日の場合は、両者が組み合わされた形になっており、

leaving at least 59 people dead and amore than 520 injured で

「59人が死亡し、520人以上が負傷した」

ということです。

カジノで有名なラスベガスで起きた、米史上最悪の乱射事件。

容疑者の64歳の男は、ホテル32階のテラスから、野外コンサートを楽しむ地上の人々に向け自動小銃を無差別に乱射しました。

容疑者は元会計士で、ラスベガス北東約130キロにあるネバタ州メスキート在住。

事件後に IS 「イスラム国」 が犯行声明を出していますが、FBIによると、容疑者には国際武装グループとの繋がりはなかった、ということです。

 

 

■編集後記

今回はISが関係ないとはいえ、それに匹敵する恐ろしい大量殺人事件です。
先日渋谷の交差点にワンボックスカーが突っ込む事件があり犯人が逮捕されましたがあれなんかも一歩間違えれば大惨事です。大勢の人が集まるところには行けなくなっちゃいますね。
東京五輪の警備体制は警察庁警備局、警視庁警備部が総動員されると思いますがテロ事件が起きず、全てが無事に終わることを祈らざるを得ません。

 

 

(裏)今日はめちゃくちゃ涼しいです。


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