Trump Announces Strikes on Iranian Nuclear Sites
The US struck three key nuclear sites in Iran, President Donald Trump announced on Saturday evening.
■チェック
・strike 【名詞】攻撃【動詞】~を攻撃する
・nuclear site 核施設、核関連施設
・key鍵となる → 重要な、主要な
■対訳
「トランプ米大統領、イランの核施設への攻撃を発表」
ドナルド・トランプ大統領は土曜夜、アメリカがイラン国内の主要核関連施設3箇所を攻撃したと発表した。
■訳出のポイント
strike はもともと
「~を打つ」「~をたたく」「~を殴る」
という動詞。
ここから、
とくに、軍事文脈で
「~を攻撃する」「~を空爆する」
という意味に使われます。
今日の本文では
The US struck ~ で
「アメリカが~を攻撃した」
となっていますね。
一方、タイトルでは
strike は
「攻撃」
という名詞にとして使われており、
announce strikes on ~ で
「~に対する(複数の)攻撃を発表する」
ということですね。
site の語源は
「位置」「場所」を意味するラテン語 situs。
現代英語では
「場所」「用地」「敷地」「現場」
などを意味する名詞として幅広く使われおり、
“具体的な機能を持った場所”
というニュアンスを含んでいます。
例えば、
construction site は「建設現場」「工事現場」、
disaster site だと「被災地」
ということです。
今日の場合は、
nuclear site で
「核(関連の機能を持った)場所」「核関連の施設のある場所」
といった意味になっています。
ここには、核関連の研究・濃縮・製造・貯蔵施設など、異なる機能を持つさまざまな施設が含まれるわけですね。
日本語訳としては、わかりやすく
「核関連施設」、
あるいは簡略して「核施設」
とするのが一般的となっています。
key は
「鍵」
を意味する名詞としておなじみですね。
a key to the door
「ドアの鍵」のように、
物理的な「鍵」を指すと同時に、
the key to success
「成功への鍵」→「成功のための重要な要素」
といった具合に、比喩的な用法でも使われます。
そして、この比喩的な
“何かを開く、解決するもの”
という用法から、他の名刺を修飾して
「重要な」「中核となる」「要となる」「主要な」
という意味を担う形容詞としての key が派生しました。
したがって、
three key nuclear sites
の部分は
「3つの主要な核関連施設」「主要な核関連施設3箇所」
ということですね。
ここには
“核関連施設の中でも戦略的に要となる施設”
というニュアンスが含まれ、
「重要な」という意味で最も一般的な
important
を用いて
important nuclear sites
とするよりも、
key nuclear sites
と言った方が、
軍事的な焦点や計画性のある選定を強く感じさせる表現になるわけです。
トランプ米大統領は土曜夜、ホワイトハウスで演説を行い、米軍がイランの主要核施設3カ所に対して攻撃を行い、”大成功” を収めたと発表。
イランが和平に応じない場合はさらなる攻撃が待っている、と警告しました。
■編集後記
イスラエルのイラン攻撃に、米国が直接加担してしまいました。 今後、イランからの報復は必至。。。イラク戦争の時のように泥沼化しないことを願うばかりです。標的となったのは、イランの核開発計画の中枢とされる施設で、アメリカ側は核兵器開発を阻止するための「防衛的措置」と位置付けています。一方、イランは強く反発しており、報復を示唆する声明を発表しました。中東地域の安全保障や国際原油市場への影響も懸念され、国連や各国政府は即時の事態沈静化を呼びかけています。
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