Two BTS Members Discharged from Military
BTS members RM and V were discharged from the South Korean military on Tuesday after completing their mandatory service, as fans have been counting down to the K-pop megastar group’s full return.
■チェック
・be discharged from military (service)
軍から除隊する、退役する
・complete ~を終える、終了する
・mandatory (military) service 兵役義務
・count down to~までの日を数える → ~を心待ちにする
・megastar group超人気グループ
・full return 完全復活 → 活動再開
■対訳
「BTSメンバー2人、兵役終えて除隊」
K-POPスーパースターグループBTSの活動再開をファンたちが待ちづつける中、メンバーのRMさんとVさんが火曜日、兵役義務を終えて除隊した。
■訳出のポイント
discharge は本来
「中にあるものを外に放つ」「解き放つ」「外に出す」
という動詞。
ここから
拘束、任務、責任などから「解き放つ」「解放する」→
軍や職務から正式に「解く」→「解任する」「除隊させる」
という意味でもよく使われます。
今日の場合は、
be discharged from military (service) で
「兵役から解き放たれる」→「兵役を終えて除隊する」
という言い方になっています。
count down はもともと
「数字を逆順に数える」
という成句。
つまり、
「10、9、8、7… と逆に数を数えて、何かの開始・発射・出来事に向かう」
ことを意味します。
ロケットなどの発射、年が明ける瞬間などを
「カウントダウンする」
ということですね。
そして、ここから
「数字を逆に数える」
という文字通りの意味にとどまらず、
「何かを心待ちにしている」「今か今かと待っている」
という意味合いで
比喩的に使われることも多くなっています。
文脈によっては、
日本語の
「指折り数えて待つ」
というニュアンスに近い表現になります。
count down to ~ で
「~に向かってカウントダウンする」→
「~を心待ちにする」
ということですね。
本文後半の
as fans have been counting down to the K-pop megastar group’s full return
の部分は、
「ファンたちが K-POP超人気グループBTSの活動再開を心待ちにしている中で」
と、
ファンの “強い期待” ”熱望”
を表す言い方になっています。
末尾にある名詞、
return は
「戻ってくること」。
ここから、
「帰宅」「帰国」「帰郷」など、
【人が元の場所に戻ること】、
あるいは
「復帰」「回復」など
【状況や状態が元に戻ること】
といった意味に使われる単語です。
ここでは、
BTSの「復帰」→「活動再開」
ということですね。
また、
full は
「完全な」の意なので、
full return で
「完全復帰」、
すなわち
グループとして全員揃った状態での「活動再開」
というニュアンスが表現されています。
韓国の人気グループ BTS のメンバー2人、RMさんとVさんが6月10日、1年半の兵役期間を終え除隊したというニュース。
ソウルにある所属事務所周辺では、世界中からファン約1500人が集まったといいます。
兵役期間中のメンバーはあと3人残っていますが、全員が今月中に終える見込みで、いよいよ近づいてきた7人揃っての活動再開にファンの期待が高まっていますね。
■編集後記
2人の除隊の瞬間を見ようと、遠くはトルコ、メキシコ、ブラジルなどから200人ほどのファンが詰めかけたというから驚きます。1年半の活動休止にも関わらず、ARMY の熱量はすごいですね。。。今日11日にはさらに2人が除隊し、21日には最後に残ったシュガさんが21日に兵役に代わる社会服務期間を終了とのこと。兵役義務を終えて”一人前の男たち” となった BTS は boy band として進化を遂げるのか・・・ちょっと興味があります。
カフェで I want(a coffee please…)と言ってませんか?
これめちゃ子供っぽく聞こえます。正しい表現を学びましょう(1分で)
(裏)梅雨入りしましたが今日は晴れ。明日も土曜日も関東地方はまとまった雨はなさそう・・・