Internet Address Revolution to Come
The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN), a non-profit body in charge of regulating the world’s Internet users’online addresses, has approved plans for the use of any of the world’s scripts, no longer just the Latin alphabet.
■チェック
!
・revolution 革命
・non-profit body 非営利団体
・regulate 管理する
・script 文字
■対訳
「インターネット・アドレスに革命」
世界のインターネット・ユーザーのオンライン・アドレスの管理を担う非営利団体アイキャン(ICANN)が、アルファベットだけでなく世界中のあらゆる文字を使用する計画を承認した。
■訳出のポイント
internet address 「インターネット・アドレス」 は、ウェブページの位置を示すインターネット上の住所のようなもので、いわゆる URL 「ユーアールエル」のことです。
ちなみに、URL は Uniform Resource Locator の略で 「統一資源位置指定子」という難しい日本語訳が当てられることもあります。
body は 「体」 「身体」 というごく基本的な名詞ですが、それらが集まったもの、つまり 「集まり」 → 「団体」 「組織」 の意味でも使われます。
そこで、non-profit body で 「非営利団体」 となり、これは non-profit organization(=NPO) と同じ意味です。
charge の語源はラテン語の carrus 「荷馬車」 で、「車に荷を積む」というのが原義。
名詞 charge は 「料金」 「充電」 など色々な意味で使われる単語ですが、ここでは原義に近いもので 「荷を負うこと」 → 「責任」 「義務」 になっています。
そこで、 in charge of ~ で 「~の責任(義務)を負って」 → 「~を担当して」「~を任されて」 「~を担って」 という表現です。
regulate は 「規制する」 「規定する」 「統制する」 という意味の動詞ですが日本語の 「管理する」 というニュアンスでもよく使われる単語。
よって、a non-profit body in charge of regulating … で「…の管理を担う非営利団体」 となります。
Latin alphabet は直訳すると 「ラテン語のアルファベット」 ですが、いわゆる ABC からZ までの文字体系のことで、日本語では単に「アルファベット」 というのが一般的です。
「アイキャン」 と呼ばれる ICANN は正式にはThe Internet Corporation for Assigned Names and Numbers 。
直訳すると 「割り当てられた名称および数字のためのインターネット団体」 →「名称および数字を割り当てるインターネット団体」 となります。
1998年に米国商務省の認可を得て設立された非営利団体で、インターネットのドメイン名とIPアドレスを全世界的に調整管理しています。
これまで英語を中心としたアルファベット・ベースの言語が独占していたインターネット・アドレス。
今回のICANN 理事会による承認で、日本語・中国語・韓国などの諸言語やアラビア語などの非アルファベット文字を全面的に使用できることになります。
■編集後記
うーん、URLを英語以外の言語で、といっても一般に人は母国語以外の言語、および世界共通語である英語以外は知らないので、多言語ドメインが実施されたときどこまで影響力が及ぶかはまだ未知数です。
最近ウインドウズ7にしまして、まあ、快適ではありますが、windows live メールがかなり使いにくくて弱っています。
このメールヘッダーの件名の文字を小さくする方法を知ってる人がいたらこのメールに返信で教えてください。
OKWAVEなどを見たのですが、どれも的外れでした。。
使った人にしかわからないです。
ただ、今日、印刷をしようとプリンターを接続しただけで、ドライバを勝手にネットから探して自動インストール、となったのはびっくり!
(裏)土曜日は半袖でゴルフしましたが、今日から寒くなりそうです。