Canadian Woman Completes Master’s Course in ‘Beatles Studies’
A Canadian woman has become the first person in the world to earn a master’s degree in Beatles Studies.
■チェック
!
・master’s course 修士課程
・master’s degree 修士号
・earn 取得する
■対訳
「カナダ人女性、『ビートルズ学』 の修士課程修了」
カナダ人女性が、世界初となるビートルズ学の修士号を取得した。
■訳出のポイント
master の語源はラテン語の magister で、「より偉い人」 「師」 という意味です。
ここから、「主人」 「雇主」 「支配者」 など、あるいは芸術や特定の分野に精通している 「達人」 「名人」 「巨匠」 の意味でもよく使われます。
今日の場合は、学位保持者としての 「修士」 を意味しています。
よい機会なので、「学士」 bachelor → 「修士」 master → 「博士」 doctor とまとめて確認しておきましょう。
したがってタイトル中の master’s course は大学院の 「修士課程」 です。
ちなみに、「大学院」 は米国では graduate school というのが一般的です。
graduate は 「卒業する」 という動詞としてよく知られていますが、「卒業生」 という名詞でもあります。
そこで graduate school は 「(大学)卒業生の学校」 → 「大学院」ということです。
また、complete は 「完了する」 「終了する」 なので、complete master’s course in ‘Beatles Studies’ で「『ビートルズ学』 で修士課程を修了する」 となります。
この場合の in は 「~における」 「~を専攻とする」 の意味です。
同様に本文でも、master’s degree in Beatles Studies で「ビートルズ学を専攻とした修士号」 「ビートルズ学の修士号」ということです。
この修士課程とは、2009年にイギリスの Liverpool Hope Universityが開設したもの。
その第一期生12名のうち、今回カナダ人女性メアリー・ルー・ザハラン・ケネディさんが一番最初に修士課程を修了し、世界初のビートルズ学修士号を取得したという話題です。
■編集後記
ビートルズ学か。。
ビートルズがポピュラー音楽と社会に与えた影響を研究するという。
4期各12週間のカリキュラムと修士論文で学位が取得できる。
ビートルズに関する書籍は8000冊以上あるというのにこれまでまともな学術的な研究がされてなかったそうだ。。
(裏)朝、赤坂は雪、超寒い。
しかし今は快晴、気温上昇中。