Japan Foreign Minister Seiji Maehara to Resign
Japan’s Foreign Minister Seiji Maehara decided to resign on Sunday after being criticized for illegally receiving a donation from a foreign national.
■チェック
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・Foreign Minister 外務大臣
・decide to resign 辞意を固める
・criticize 批判する
・illegally receive a donation 不正に献金を受ける
・foreign national 外国人
■対訳
「日本の前原誠司外相、辞任へ」
法律で禁止されている外国人からの献金を受けたことで批判をされていた日本の前原誠司外相が、日曜日に辞意を固めた。
■訳出のポイント
resign は英字新聞では最頻出の重要動詞のひとつで、「辞任する」。
そこで decide to resign は直訳すると「辞任することを決心する」→「辞意を固める」 という言い方になります。
criticize は 「批判する」 「批評する」 という動詞。
通常 criticize 人 for ~ 「人を~だと批判する」 という形で使われます。
今日の場合は、これが受動態で being criticize for ~ 「~だと批判される」 となっています。
donation は 「寄付」 という名詞で、政治用語では 「献金」 を意味します。
national は 「国の」 という形容詞としてよく知られていますが、「同国人」 「国民」 という名詞でもあります。
ここから、foreign national は 「外国国民」 「外国人」 です。
したがって、donation from a foreign national で 「外国人からの献金」。
さらに、その前についている illegally が 「違法に」 「不法に」 という副詞なので、illegally receive a donation from a foreign national で「違法に外国人からの献金を受ける」 →「法律で禁止されている外国人からの献金を受ける」 ということです。
日本の政治資金規正法では、外国人からの献金を受けることが禁止されています。
今回、前原外相、在日韓国人から献金を受けていたことが批判の対象となっていたものです。
■編集後記
土曜日の夜の段階では政治責任を果たす義務があるので続投する、という流れでしたが一夜あけて反転、辞任。。
しかし半年で外相辞任とは。。
民主党の混乱ははたしていつ終わるのか。
混乱が収束する前に与党の座から引きずりおろされかねない状況。。
ところで次回TOEIC試験は5月29日です。
このメルマガを読んでいる人の中には受ける方も多いはずです。
時々本メルマガでもお伝えしている社内英語公用語化の是非ですが、2月24日の日経新聞電子版では30代の57%が賛成しているという。
結局英語が話せなくては昇進できないのか、英語を必要としない仕事も多いはず、とか英語ができないがゆえに貴重な才能が埋もれてしまう、とかそういうレベルの話ではないはずです。
例えばパソコンが国内で普及したとき、パソコンなんて覚えなくても誰かがやってくれる、という方大勢いたし、携帯電話が普及したときも、自分は携帯など持ちません、という方大勢いました。
しかしいまやパソコンも携帯もビジネスマンは絶対に手放せない。
英語もパソコンや携帯と同じビジネスツールです。仕事をするための最低限必要なツールなのです。
つまりそこには選択する、しないの余地はないと思います。
これまで英語教育をないがしろにしていたツケがまわってきています。
日本は本当に損をしています。
英語ができる人材を豊富にかかえる企業は、そうでない企業に比べて断然選択肢が多くなり、その分リスクに対して柔軟になれます。
ということでぜひTOEICを受けて仕事ができる人間になりましょう。
(裏)最近春がきたな!と思った翌日大雪というケース、多いような気がする。