Michael Jackson Doctor Found Guilty
Michael Jackson’s personal physician, Dr Conrad Murray, was found guilty on Monday of the involuntary manslaughter of the pop superstar by a jury following a six-week trial in Los Angeles.
■チェック
!
・(be) found guilty 有罪評決を言い渡される
・personal physician 専属医
・involuntary manslaughter 過失致死
・jury 陪審
・trial 審理
■対訳
「マイケル・ジャクソンさん専属医に有罪評決」
ポップ界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさんの死をめぐって、ロサンゼルスで行われた6週間に渡る審理の末、陪審は月曜日、専属医のコンラッド・マーレー被告に過失致死の有罪評決をくだした。
■訳出のポイント
guilty は 「有罪の」 「罪を犯した」 という形容詞。
find (人) guilty で 「(人を)有罪とする」 という言い方になります。
通常は、jury 「陪審」 が主語にきて、A jury found (人) guilty 「陪審は(人)を有罪とした」 → 「陪審は(人に)有罪評決をくだした」のように使われます。
今日の場合は受動態で登場しているので、被告にあたる(人)が主語になって
(人)was found guilty by a jury
「(人は)陪審によって有罪評決を言い渡された」
ということです。
ちなみに、jury とは米国の裁判で、12人の陪審員 juror から成る「陪審」 あるいは 「陪審員団」 を指し、単数扱いになります。
したがって、a jury のように単数不定冠詞がついているわけです。
slaughter はもともと羊や牛などの動物を食肉用に殺すこと、「畜殺」 という意味の名詞。
ここから、manslaughter は 「人を殺すこと」 → 「殺人」。
法律用語としては、計画性のない事故殺人である 「故殺罪」 を指します。
そして involuntary は 「意図的な」 という形容詞 voluntary の前に否定の接頭辞 in- がついたものなので、「不本意の」 「思わず知らずの」。
したがって involuntary manslaughter で 「非故意故殺」 「過失致死」になります。
スーパースター、マイケル・ジャクソンの急死をめぐり2年間続いた裁判の末、陪審は元専属医コンラッド・マーレー被告に過失致死の有罪評決を下したというニュースです。
検視当局によると、MJ の死因は麻酔薬と鎮静剤の併用による急性中毒。
証言によると、マーレー被告は不眠を訴えるマイケルに亡くなるまでの約2ヶ月間、ほぼ毎晩麻酔薬の投与を続けていたといいます。
量刑については今月末に言い渡される予定ですが、最大で禁錮4年となる可能性があるそうです。
■編集後記
マイケル・ジャクソンの専属医、確かに殺人の動機は全くないと思われますが、最大で禁錮4年か~。。
(裏)昨夜、西麻布→六本木→二日酔いコース。
今朝6時起床