Japanese Combat Helicopter Crashes
into Residential Area in Kyushu
A Ground Self-Defense Force combat
helicopter on Monday crashed into a
residential area of Kyushu, southwestern
Japan, setting two houses on fire and
killing the chopper’s two crew members.
■チェック
・combat helicopter 戦闘ヘリコプター
・crash into 〜に墜落する
・residential area 住宅地
・Ground Self-Defense Force 陸上自衛隊
・set 〜 on fire 〜に火をつける → 〜が燃える
・chopper (=helicopter) ヘリコプター
■対訳
「日本、戦闘ヘリが住宅地に墜落」
月曜日、陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが日本南西部・九州の住宅地に墜落した。
住宅2棟が炎上し、乗組員2人が死亡した。
■訳出のポイント
combat は「戦闘」「闘争」という名詞。
combat helicopter あるいは attack helicopter で
「戦闘ヘリコプター」です。
Self-Defense Force は日本の「自衛隊」。
Ground Self-Defense Force は「海上自衛隊」です。
Air Self-Defense Force「航空自衛隊」および
Maritime Self-Defense Force「海上自衛隊」も
あわせて確認しておきましょう。
動詞 set は「配置する」「置く」
「配置する」「置く」、
あるいは「設置する」「設定する」
などの意味でおなじみですね。
今日の場合は、
「〜を…の状態に置く」
という使い方で登場しているので、注意してください。
set 〜 … という形で
「〜を…の状態に置く」「〜を…の状態にする」
という言い方になります。
例えば、
set prisoners free は
「捕虜を自由な状態にする」→「捕虜を自由にする」「捕虜を解放する」
ですし、
set the relationship right だと
「関係を正しい状態にする」→「関係を正常化する」
となります。
今日の場合は、
set two houses on fire で
「2つの住宅を燃える状態にする」→「住宅2棟を燃やす」。
つまり、
「住宅2棟が炎上する」
ということです。
九州佐賀県神埼市の民家に陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが墜落するという、
あってはならない事故のニュース。
同県の陸自目達原駐屯地から飛び立ったAH64D戦闘ヘリは、離陸から
わずか7分後に墜落しました。
ヘリは50飛行時間ごとの定期整備に加え、4枚の回転翼をつなぐ
「メインローターヘッド」の交換を実施した直後の点検飛行中だった
といいます。
ヘリが墜落した住宅と隣家の計2棟が焼け、住人のひとり(小5女児)が
右膝打撲の軽傷を負いました。
自分の家に突然ヘリコプターが墜落・・・何と恐ろしい話でしょう。
住人らに大事がなかったのは不幸中の幸いですが、原因解明と再発防止を
しっかりしてもらいたいところです。
■編集後記
昨年の12月、沖縄県宜野湾市で米軍のヘリコプターが機体の一部を小学校のグラウンドに
落下させた事件があり日本側は米軍に猛抗議をしていた矢先の事件です。それにしても
これだけの事故で乗員以外、住人の負傷者が出なかったというのは奇跡に近いと思います。
僕の趣味の一つはドローンを飛ばすことですが、周囲の安全とリスク管理を徹底しています。
発行人のドローン空撮映像 http://bit.ly/2E5A92t チャンネル登録お願いします^^;
(裏)昨夜は自宅焼肉でした。我が家では厚めの牛ヒレ肉を焼いて切って取り分けます。