“Seismic wallpaper” to help houses through quakes
A group of scientists in Germany are devoting their time to the development of a new type of material dubbed “seismic wallpaper”. This can be used to not only reduce damage to walls and structures during earthquakes, but is garnering attention for its ability to predict quakes as well.
■チェック
!
・devote one’s time to ~ ~に時間を費やす
・dub 名付ける
・garner 集める
■対訳
「耐震壁紙」が地震から家を守る
ドイツの研究グループが「耐震壁紙」と呼ばれる新素材を開発に取り組んでいる。
これは、地震による壁の崩壊を防ぐだけではなく、地震を余地できる素材としても注目されている。
■訳出のポイント
devote は「(自分自身を)専念させる、打ち込ませる」という意味の動詞。
devote one’s time to ~ で、「~に時間を費やす」となります。
dub は 「吹き替える」「ダビングする」という動詞です。
その他「(ニックネームで)呼ぶ」という意味もあり、本日はこちらの意味で使われています。
call と置き換えることもできます。
not only ~ but also・・・は、「~だけではなくて、・・・も」という基本表現です。
しかし、本日の場合は、
but is garnering attention for its ability to predict quakes as well.
と、also ではなくて、as well が使われています。
but also の also は省略されることも多いですが、代わりに as well が使用されることもあります。
この場合は、as well は but のすぐ後ろではなく、but ~ as well と、~ に当たる部分の最後にきますので、注意しましょう。
garner は「集める」という意味。garner attention for ~ で「~への注目を集める」となります。
ドイツのカールスルーエ技術研究所が開発した Seismic wallpaper「耐震壁紙」は、実用化にはまだまだ時間がかかるものの、政府や企業が後援する発明賞を受賞するなど世界中から注目されています。
この壁紙は特殊な下地を用いることで水平方向の強度を補強し、地震発生時の激しい横揺れに耐える構造になっているとのこと。
揺れが強い場合には、壁紙の下地をわざと損傷させて壁の崩壊を防ぐことができるのだそうです。
また、壁紙には、小さな揺れを感知する光センサーを組み入れており、大規模地震の発生を事前に察知し、警報を発することができる可能性もあるのだとか。
■編集後記
やはりこれからの日本の住宅市場は耐震性がより一層重要なポイントになると思われます。
様々な分野から耐震性、免震性へのアプローチがなされています。
僕が住んでいるマンションは、以前、その建造物をみた地震の専門家から、石田さん、もし巨大な地震があったら、絶対に自宅から外にでないでください、とお墨付きを頂いたのですが、やはり揺れたときは不安です。
でも27Fなんで外に逃げようと思っても無理です。
(裏)石川、サンクロレラ初日撃沈、ここから予選通ったらすごい!