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毎日1分!英字新聞 石田

仏の『グルメ大学』、おいしいコースを提供

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French ‘Gourmet University’ Offers Tasty Courses

Want to get a degree qualifying you as a gourmet? Ever felt like cooking medieval meal? Now’s your chance.
France has created a gourmet university giving lessons in subjects ranging from wine tasting to medieval cuisine.

■チェック

!

・degree 学位 
・qualify 〜に資格を与える  
・medieval 中世の 
・cuisine 料理

■対訳

「仏の『グルメ大学』、おいしいコースを提供」

「グルメ」の資格つき学位がほしい? 中世料理を作ってみたいと思ったことがある?
だとしたら、今がチャンス。フランスで、ワインテイスティングから中世料理にいたる学科の授業を提供するグルメ大学が創設された。

■訳出のポイント

タイトルの tasty courses は二重の意味を持つ (double meaning) 表現です。
というのは、tasty はもともと「おいしい」「味のよい」という意味ですが、これが、
「食欲をそそる」→「興味をそそる」→「魅力的な」という具合に派生した意味も持っているのです。

ここでは「グルメ大学」の”グルメ”にひっかけて、「おいしい」と「魅力的な」というふたつの意味を”コース”に持たせています。
これを日本語にするのは困難なので単に「おいしいコース」と訳しましたが、このニュアンス、味わっておいてください。

Ever felt like cooking medieval meal? は、文頭にくるはずの Have you が省略されていることに注意。

raging from A to B という表現も頻出です。
range (動詞)は、「及ぶ」の意味ですから、この表現「A から B までに及ぶ」ということになります。
通常、「A から B に至るまで」と訳されることが一般的です。

■編集後記

昨夜、プロ野球巨人ー阪神をテレビでみました。高橋(尚)、福原両投手の立ち上がり、球の切れはよく三振のオンパレード。
これは投手戦かと思いきや、アリアスの満塁弾!おいおいって、観客を見てみるとなんと阪神ファン
が異様に多いような。。。
高橋がインコースをせめてすっぽぬけて打者の頭ぎりぎりを球が通過したときの阪神ファンからのブーイングも、逆のケースより明らかに大きい。
小久保がホームランを打ったところでスタンドは静まり返っていましたね。札束で他球団からホームランバッターを次々と買収してドリームチームを作るバブリー・ジャイアンツに愛想が尽き、阪神ファンとなった人が多いような。
見方を変えると、ずさんな経営管理で死に体の巨大企業に国民の血税を次から次へと投入して生きながらえさせている構図と今の巨人軍はどこか似ています。
一方、阪神はというと倒産寸前の町工場が一人のカリスマ経営者によってみごとに復活し、社員は活気づき、気づいたらマーケットを制覇するほどの一流企業として蘇った、というところでしょうか。
まさにそこにはバブル崩壊後の不況日本で疲弊しきっている人々の潜在的な願望、理想図があります。
また資本のない弱小企業でも、一生懸命頑ばれば、巨大企業に勝てるのだというジャパニーズドリーム。そう考えると阪神の復活は国民の潜在的な願望の実現でもあったわけですね。東京ドームを揺るが
す阪神ファンをみてそう感じました。

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