Late Princess Dianna’s Eraser Fetches £540
An eraser, used by Britain’s late Princess Diana at boarding school when she was nine and personalized with the words “D. Spencer” and “Diana,” sold for 540 pounds at auction in south-east England on Tuesday.
■チェック
!
・late 故〜
・eraser 消しゴム
・boarding school 寄宿制(全寮制)の学校
・personalized 名前入りの
■対訳
「故ダイアナ妃の消しゴム、540ポンドで落札」
英国の故ダイアナ妃が9歳のときに寄宿学校で使用していた消しゴムで、『D. スペンサー』『ダイアナ』と名前が書かれたものが、火曜日にイギリス南東部でオークションにかけられ、540ポンド(約8万4千円)で落札された。
■訳出のポイント
形容詞 late は、「遅い」 という意味でよく知られていますが、「最近の」「近頃の」 「最新の」 という意味でも頻出です。
例えば the latest fashion というと 「最先端のファッション」 →「最新の流行」 という意味になります。
(ちなみに fashion は日本語の「ファッション」のように服装・装飾に限定されるわけではなく、「流行」 「はやり」(= trend ) というニュアンスでも使われる単語です。)
話は late に戻りますが、上述のように 「最近の」 ということから、「最近引退した」 あるいは 「最近死んだ」 という意味でも用いられます。
そこで、late の後ろに人の名前や人を表す単語がくると、日本語の「故〜」 という言い方になるわけです。
personalize は person 「人」 「個性」 という名詞から派生した動詞。
もともとは 「(人を)特徴づける」 「個性化する」 という意味ですが、所有主を明らかにするために 「氏名(住所・イニシャルなど)を記入する」場合にしばしば用いられます。
過去分詞 personalized は形容詞 「名前(イニシャル)入りの」 という形容詞としても頻出。
personalized gift 「(相手の)名前(あるいはイニシャル)入りの贈り物」personalized stationery 「名前入りの便箋と封筒」のように使われます。
ここでは personalized with the words “D. Spencer” and “Diana” で「『D.スペンサー』『ダイアナ』と名前が入った」ということです。
今日の文の構造ですが、コンマではさまれている used by Britain’s late Princess Diana at boarding school when she wasnine and personalized with the words “D. Spencer” and “Diana” の部分は、すべて主語の an eraser を説明するものです。
したがって、ふたつの動詞 used と personalized はどちらも消しゴムにかかっています。
つまり、「(故ダイアナ妃に)使われた消しゴム」であると同時に「名前が書かれた消しゴム」 であるということです。
ちなみに、この消しゴムは MADE IN JAPAN と記され、FOR BIG MISTAKES! と大きなロゴが入っているものです。
■編集後記
8万円というのは、普通に考えて安いような気がします。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062301001004.html
↑ここに消しゴムの写真が出てます。
福岡に来ています。
昨夜は中洲で弊社主催のクラブメンバーと飲みました!今日の夕方東京に戻ります。
アカデミアジャパンプレミアクラブ
http://www.apremier.jp/
(裏)今日からミズノオープン!
遼、がんばれ!