Israeli War Fillm “Lebanon” Wins Top Prize in Venice
The Israeli film “Lebanon” by Director Samuel Maoz, which was shot almost entirely from inside a tank to show the cruelties of war, won the Golden Lion, the top award at the Venice International Film Festival, on Saturday.
■チェック
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・Venice International Film Festival ベネチア国際映画祭
・tank 戦車
・cruelty 悲惨さ
■対訳
「ベネチア映画祭、イスラエルの戦争映画 『レバノン』 が最高賞」
イスラエルのサミュエル・マオズ監督による『レバノン』が、土曜日にベネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞した。
この作品は、ほぼ全編が戦車の内部から撮影され、戦争の悲惨さを描いたもの。
■訳出のポイント
cruel は 「冷酷な」 「残酷な」 「悲惨な」 という形容詞です。
cruelty はこの形容詞の後ろに 「性質」 「状態」 などの意味をつくる接尾辞 -ty がついたもので、 「残酷さ」 「むごたらしさ」 「悲惨さ」という意味の名詞。
通常は複数形 cruelties で 「残酷(な行為・言動・言葉)」 を表します。
そこで、which was shot almost entirely from inside a tank to show the cruelties of war の部分は 「戦争の悲惨さを表すためにほぼ完全に戦車の内部から撮影された」 → 「ほぼ全編が戦車の内部から撮影され、戦争の悲惨さを描いた」 ということです。
そして、カンマの直前に by Director Samuel Maoz が挿入されてはいますが、関係代名詞 which は、その前の The Israeli film “Lebanon” を受けています。
したがって、今日の文をそのまま訳すと 「ほぼ全編が戦車の内部から撮影され、戦争の悲惨さを描いたサミュエル・マオズ監督のイスラエルの戦争映画 『レバノン』 が・・・・」 となります。
ただし、これでは 『レバノン』 にかかる修飾部分が長すぎてわかりにくいので、対訳ではカンマで囲まれた which 以下の文節を独立させ、「この作品は、ほぼ全編が戦車の内部から撮影され、戦争の悲惨さを描いたもの」 としています。
■編集後記
超字幕、かなりヤバいです。。
まじ、字幕なしで映画が見られるようになります。
画面が2分割されていて、左は映画、右は英語字幕と日本語字幕が出てきます。
さらに、字幕は今みているシーンの前後のものも出てきますから聞きたいセリフをクリックすると、そのシーンに飛ぶ!これが革命的です。
さらにクリックしたセリフを3回リピートする機能もついている!
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ぜひ正解をあてて、超字幕をゲットしてください!
(裏)諸見里、今季6勝、うち、メジャー2勝、もう強すぎます。