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毎日1分!英字新聞 石田

マスターズ、 石川、松山が決勝へ

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Ishikawa, Matsuyama Make Cut at Masters

19-year-old golf phenom Ryo Ishikawa, who has pledged to donate his entire prize money from the 2011 season to disaster relief efforts in his home country of Japan, made the cut on Friday for the first time in his three tries.
Amateur Hideki Matsuyama also moved on at the Masters Tournament.

■チェック

・make the cut  〈ゴルフ〉予選を通過する、決勝ラウンドへ進む
・golf phenom  ゴルフの天才
・pledge  公約する
・disaster relief efforts  災害救援活動→被災者支援活動

■対訳

「マスターズ、 石川、松山が決勝へ」

2011年シーズンの賞金全額を母国日本の被災者支援活動のために寄付することを宣言している19歳のゴルフの天才、石川遼選手が金曜日、マスターズ・トーナメント3度目の挑戦で初めての予選通過を果たした。
また、アマチュアの松山英樹選手も決勝進出を決めた。

■訳出のポイント

make the cut は英字新聞のゴルフ関連記事ではよく登場する表現。

ゴルフ用語で 「予選を通過する」 「決勝ラウンドに進む」 という言い方です。

反対の意味である miss the cut 「予選落ちをする」 とペアで確認しておきましょう。

phenom は phenomenon の略。

phenomenon はもともと 「現象」 「事象」 という意味の名詞です。

とくに “驚くべき現象” “不思議な事象” というニュアンスで使われることが多く、ここから人に対しても 「驚くべき人」 「並外れた人」「非凡な人」 という意味で用いられます。

たとえば child phenomenon というと日本語でいう 「神童」 の意味になります。

主に米国では、この phenomenon を phenom と略して、スポーツ選手などに対して使うことが多くなっています。

したがって、 golf phenom で 「ゴルフの天才」 ということです。

pledge は 「宣言する」 「公約する」 という動詞。

pledge to donate で 「寄付することを公約する」 です。

entire は 「全体の」 「全部の」 という形容詞なので、his entire prize money from the 2011 season で「2011年シーズンの賞金全額」 ということになります。

try は 「試す」 「やってみる」 という動詞としてよく知られていますが、ここでは名詞で登場しています。

「試すこと」 「試み」 の意味です。

したがって、for the first time in his three tries で「3回の試みで初めて」 → 「3度目の挑戦で初めて」 ということです。

move on は 「先に進む」 という句動詞。

ここでは、 move on to the final 「決勝ラウンドへ進む」 という意味で使われています。

先日、今季の獲得賞金全額を東日本大震災の被災者支援のために寄付することを発表した石川遼選手。。。

海外メディアでも大きく取り上げられ、絶賛されています。

その石川選手が3度目の挑戦で、マスターズ予選を通過したというニュースです。

また、こちらも19歳の東北福祉大1年生、アマチュアの松山英樹選手も、マスターズ初出場で見事決勝ラウンド進出を果たしました。

松山選手は昨年のアジア・アマチュア選手権で優勝し、マスターズ出場権を獲得。

日本人のアマチュア選手がマスターズに出場したのは今回が初めてです。

東日本大地震の発生時は、オーストラリアで強化合宿中だった松山選手は、被災した大学や友人らの様子もよくわからない情況下で、悩み抜いた末に今回のマスターズ出場を決断したそうです。

それが、アマチュア選手では唯一の予選通過という快挙となりました。

■編集後記

4日連続トップスタートだったマキロイが10番でトリプルを叩いて自滅。
オーガスタの女神には必ず生贄(いけにえ)を誰か一人差し出さなくてはならない。
マキロイがその生贄になった形。
そして一時はタイガー復活か、あるいはアダムスコットか、という大混戦に。
ここ数年で一番面白いマスターズになった。
1番の3打目、長いアプローチを転がしでチップインバーディ、2番のミドルをセカンドイーグルでスタートしたシュワルツエルが15番から怒涛の4連続バーディ、逆転で逃げきりました。
石川も最終日2アンダーで、堂々の20位。
16位に入って来年の出場権を取って欲しかった。
それにしても初出場で27位という松山、凄すぎます。
プロ転向宣言をして欲しいです。
(裏)放射線が怖く国内ではゴルフしてませんが、久しぶりにしたくなりました。

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