Kyoto Hikes Accommodation Tax
Kyoto, the ancient capital of Japan long a magnet for domestic and international tourists, raised its accommodation tax starting in March, with the maximum levy set at 10,000 yen per person per night.
■チェック
・hike (=raise) ~を引き上げる
・accommodation tax 宿泊税
・ancient capital 古都
・magnet 磁石 → 引きつけるもの
・domestic and international tourist 国内外の観光客
・maximum levy 最大徴収(額)
・(be) set at ~に設定された
・per ~あたり
■対訳
「京都市、宿泊税を値上げ」
国内外の観光客を長年魅了してきた日本の古都・京都は3月から宿泊税を引き上げ、1人1泊当たりの上限額を1万円に設定した。
■訳出のポイント
accommodation は
「宿泊」「収容」
あるいは
「宿泊設備」「収容設備」
を意味する名詞。
accommodation tax で
「宿泊税」
となります。
米国では
lodging tax
あるいは
hotel tax
という言い方もよく使われますが、前者は行政的、後者はやや狭義(ホテルに限られる)になってしまうので、ロイターなど国際配信記事だと
accommodation tax
がスタンダードになります。
ちなみに、京都市の HP 英語版でも(機械翻訳と明記されていますが)
こちらが使われています。
本文頭の
Kyoto の直後、
[,] ではさまれた部分は、
the ancient capital of Japan (that has) long (been) a magnet for domestic and international tourists
と、()部分が省略されています。
内容的には、直前の Kyoto を言い換えて、説明する文節ですね。
magnet は
「磁石」ですが、
人を「引きつける物(人)」
という意味でもしばしば使われます。
そこで、
a magnet for domestic and international tourists は
「国内および国際観光客にとっての磁石」→
「国内外の観光客を引きつけるもの(=場所)」
という意味になっています。
すなわち、
「長年にわたって国内外の観光客を引きつける場所である日本の古都・京都」→
「国内外の観光客を長年魅了してきた日本の古都・京都」
というわけですね。
levy は基本的には
= tax 「税金」
という名詞として使われますが、
税を「課す」「徴収する」
という動詞でもあり、
【課す】という行為に焦点が置かれる単語です。
したがって
「税金徴収」「徴収額」
といった意味合いを含みます。
そこで、本文末尾
with the maximum levy set at 10,000 yen per person per night
の部分は、
「最大徴収額が1人1泊あたり1万円に設定された状態で」→
「1人1泊当たりの上限額を1万円に設定して」
となっています。
京都市がホテルや旅館などの利用者に課す宿泊税が、3月1日の宿泊分から、1日1泊あたりの上限額が1万円に引き上げられました。
2018年10月に宿泊税を導入した同市は、これまで宿泊料金の価格帯で3段階だった税額区分を5段階に変更。
最小徴収額の200円は据え置きますが、上限については同10万円以上で1万円が課されることになりました。
これにより、2026年度の税収は従来の2倍以上の132億円が見込まれるということです。
■編集後記
宿泊税は全国の自治体で導入、あるいは税額引き上げの流れになっています。1泊1万円の宿泊税は高額ではありますが、10万円以上の宿泊代を払う人にとってはたいしたことはないのでしょう。宿泊税のようないわゆるレジャー、贅沢に対する税金に関しては、こうしたかなり極端な sliding scale 「スライド制」「変動制」の税は悪くないように思います。
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(裏)朝から雨。季節が春に向かって動いていく。上野公園交番横の寒桜が7分咲きくらいか。。