Oil Prices Surge on Escalating Middle East Tensions
Oil futures surged Monday amid an escalating conflict in the Middle East following U.S.-Israeli attacks on Iran over the weekend.
■チェック
・oil prices 原油価格
・surge 急騰する
・escalating 激化する、悪化する
・Middle East tensions 中東における緊張
・futures 先物
・conflict 対立、紛争
・following ~を受けて
・over the weekend 週末に、週末の間に
■対訳
「原油価格が急騰、中東の緊張激化で」
米国とイスラエルが週末にイランを攻撃したのを受け、中東での紛争が激化する中、原油先物価格は月曜の取引で急騰した。
■訳出のポイント
oil は「石油」
ですが、
英字新聞、とくに経済記事では
oil = crude oil 「原油」
と考えてほぼ間違いありません。
今日のタイトルでは
oil prices で
「原油価格」。
本文では
oil futures
「原油先物(取引)」
となっています。
ちなみに、
タイトルで price が
複数形 prices になっているのは
北海ブレント原油価格や WTI原油価格など複数の【原油価格】を含んでいるから。
一方、
「未来」「将来」
という意味でおなじみの名詞
future は、
future contracts 「先物契約」
の短縮形として、
futures で
【複数の先物契約の総称】
という金融用語になっています。
したがって、
oil futures 「原油先物」
gold futures 「金の先物」
stock index futures 「株価指数先物」
という具合に、常に複数形で使われるので注意しましょう。
escalating は
不安、緊張などが
「高まっている」「悪化している」「激化している」
という形容詞。
escalating Middle East tensions で
「激化している中東の緊張」
ということですね。
そして、
前置詞 on が
= because of / in reaction to
つまり
「~を受けて」「~を材料に」「~を背景に」
という因果を示す用法になっています。
すなわち、
surge on escalating Middle East tensions で
「激化している中東の緊張を受けて急騰する」→
「中東の緊張激化を受けて急騰する」
というわけです。
本文では
amid an escalating conflict in the Middle East
「中東で激化する紛争の中で」→
「中東での紛争が激化する中で」
と言い換えられていますね。
米・イスラエルによるイラン攻撃が続き、さらにイラン側も米国と同盟関係にある(米基地を持つ)主要な中東諸国(=産油国)に報復攻撃を行っています。
こうした中東情勢の悪化を受けて、月曜日の原油市場は大きく動揺。
トランプ米大統領が、攻撃は最長5週間続く可能性を警告したことから、国際的な原油指標である北海ブレント原油先物は約8%高の1バレルあたり79ドルとなり、2025年1月以来の高値を更新しています。
■編集後記
イランの原油生産量は世界全体の5%未満と推定されていますが、その一方で世界の石油の20%超が通過するホルムズ海峡に対して大きな影響力を持っています。すでにホルムズ海峡内の一部船舶に対して攻撃を行っていて、同海峡はすでに事実上の封鎖状態にあるとも言われています。また、サウジアラビアやカタールの原油関連インフラも攻撃され、影響が出始めているので、想定内ではありますがこれから原油価格はどんどん高騰しそうですね。せっかくガソリン価格が少し下がったと思っていましたが、また逆戻り、いや以前以上に値上がりするかもしれませんね 涙
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↑ページ後半の「スマートフォンで音声を聴く場合」のところです!
(裏)ピザハットのピザがここ数年でかなり小さくなってきている気がする・・・