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毎日1分!英字新聞 石田

IEA 過去最大の石油4億バレル放出で合意

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IEA Agrees to Release Record 400M Barrels of Oil
The International Energy Agency agreed Wednesday to release 400 million barrels of oil ― the largest volume of emergency oil reserves in its history ― to address supply disruptions amid the Iran conflict.

■チェック

・IEA (International Energy Agency) 国際エネルギー機関
・agree to V ~することで同意する
・release ~を放出する
・_ barrels of oil _バレルの石油
・volume 量
・emergency oil reserves緊急時用石油備蓄
・address 【動詞】~に対処する
・supply disruption 供給混乱

■対訳

「IEA 過去最大の石油4億バレル放出で合意」
国際エネルギー機関(IEA)は水曜日、イラン紛争による供給混乱に対応するため、石油4億バレルを放出することで合意した。これは緊急時の石油備蓄放出量としては同機関の歴史上最大である。
■訳出のポイント
release は
「~を解き放す」「~を自由にする」
という動詞。
今日の記事では
備蓄、資源、資金などを「放出する」「市場に出す」
という意味になっています。
release 400 million barrels of oil で
「石油4億バレルを放出する」
ということですね。
barrel 「バレル」は
石油の量を表す単位で
1バレル=約159リットル。
もともとは「樽」を意味する名詞で、19世紀に石油が木樽で運ばれていたことに由来します。
現在はもちろん、タンクなどで輸送されますが、石油取引では今でも barrel が標準的な単位として使われています。
_ barrels of oil で
「_バレルの石油」「石油_バレル」
ということですね。
reserve は
「備え」「備蓄」「予備」。
将来必要になった時のために、あらかじめ確保しておく資源や資金などを指す語です。
英字新聞では、政府などによる非常時にための石油や外貨などの備蓄を表す場合によく登場します。
oil reserves 「石油備蓄」
foreign exchange reserves 「外貨準備」
のように、
通例 reserves と
複数形で使われることも注意しましょう。
ここでは
emergency oil reserves で
「緊急時(に備えた)石油備蓄」
ということですね。
[-] ではさまれた
the largest volume of emergency oil reserves in its history
の部分は、
直前の
400 million barrels of oil
「石油4億バレル」
を言い換えた(=説明する)文節。
つまり
「その(=IEAの)歴史の中で最大量の緊急用石油備蓄(である石油4億バレル)」
となるわけです。
address  の語源は
「~にむける」という意味のフランス語 adresser。
ここから、おおもとの意味は
「何かをある対象に向ける」。
人に向ける場合は「話しかける」
聴衆に向ける場合は「演説(講演)する」
問題に向ける場合は「対処する」
という具合に、使い方が広がったものです。
今日の場合は
to address supply disruptions で
「供給混乱に対処するために」
ということですね。
ちなみに、
名詞の address は
「人に向けて手紙を送る場所」→「あて先」「住所」
というわけです。
本文末尾
to address supply disruptions amid the Iran conflict
の部分は
「イラン紛争の真っ只中での供給混乱に対処するために」→
「イラン紛争による供給混乱に対処するために」
となっています。
IEA 「国際エネルギー機関」は、第1次オイルショッキンを受けて1974年に設立された国際機関。
エネルギー安全保障の強化や市場の安定を目的に、加盟国のエネルギー政策の協調を図っています。
IEA加盟国は、原則として石油輸入量の90日分以上の備蓄を保有することが義務付けられており、供給途絶などの緊急時には
emergency release 「石油備蓄の放出」
を行います。
これまでの主な放出例としては
1991年の湾岸戦争、2005年のハリケーン・カトリーナ、2011年のリビア内戦などがあります。
また、20222年にはロシアのウクライナ侵攻による世界の石油供給不安定化、価格急騰に対処するため、それまでで最大の約1億8200万バレルを放出。
今回の4億バレルはそれを大きく上回る過去最大規模の放出となるわけですね。

■編集後記

都心ではレギュラーガソリンが1L、220円、ハイオク230円を越えているところも。原油価格はどんどん上昇、すぐに1バレル=100ドルに届いてしまいそうです。IEA の過去最大量放出合意ニュースも上昇の歯止めにはなっていないようです。協調放出では供給量不足を埋められないとの予測や戦争の長期化への懸念が根強いということでしょう。。。
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↑ページ後半の「スマートフォンで音声を聴く場合」のところです!
(裏)ガソリンスタンド前に長い車列。値上げ前のいつもの風景。まあそれで1000円以上セーブできればいいですもんね!

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