Japanese Billionaire Smashes Twitter’s Retweet Record
Japanese billionaire and the founder of online clothing retailer ZOZO, Yusaku Maezawa, broke the world’s retweet record on Twitter after promising to give away 1 million yen to each of the 100 randomly selected people who retweeted his tweet.
■チェック
・smash (break) the record 記録を更新する
・retweet record (ツイッターでの)リツイート(数)記録
・founder 創業者
・online clothing retailer ネット衣料品小売(業者)
・promise 約束する
・give away (賞品、賞金などを無料で)配る、渡す → プレゼントする
・randomly selected 無作為に選ばれた → 抽選で選ばれた
■対訳
「日本の億万長者、ツイッターのリツイート数記録を更新」
日本の億万長者でネット衣料品小売のZOZO創業者の前澤友作氏が、自身のツイートをリツイートした人から抽選で選ばれた100人に100万円ずつプレゼントすることを約束し、ツイッターのリツイート数世界記録を更新した。
■訳出のポイント
retweet 「リツイート」 は
SNS の Twitter 「ツイッター」 で、他人の tweet 「ツイート」 を
コピーして再投稿すること。
今日は、ZOZOの社長としておなじみの前澤友作氏が、このリツイート数で世界記録を更新した、という話題です。
smash the record あるいは break the record は
「記録を破る」 「記録を更新する」
という言い方です。
そこで、
タイトルの
smashes Twitter’s retweet record は
「ツイッターのリツイート数記録を更新する」。
また、本文では
broke the world’s retweet record on Twitter で
「ツイッターにおける世界のリツイート数記録を更新した」 →
「ツイッターのリツイート数世界記録を更新した」
ということですね。
give away はもともと
「~をただでやる」 「~をあげる」
という句動詞。
ここから、
賞品や贈物などを 「配る」 「渡す」
という意味にもなっています。
つまり、プロモーションなどで、応募者全員、あるいは当選者などに
賞品や賞金を 「プレゼントする」
という場合に使われる表現になるわけです。
そこで、本文後半の after 以下は
「彼のツイートをリツイートして、抽選で選ばれた100人のそれぞれに100万円をプレゼントすると約束した後で」 →
「自身のツイートをリツイートした人から抽選で選ばれた100人に100万円ずつプレゼントすることを約束して」
ということですね。
ZOZOの前澤友作社長が、5日ツイッターで
「ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!! 日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします」
と投稿。
応募方法は
「僕をフォローいただいた上、ツイートをRT(リツイート)するだけ」。
同氏のフォロワーは投稿前の75万人から600万人超に激増し、リツート数は、投稿から約34時間でこれまでの世界記録の355万件を超え、最終的には554万件以上に達したということです。
■編集後記
何かとお騒がせの前澤氏・・・しかしながら、毎回意図しただろう通りに、こうやってニュースになって、人の口に上るわけですからマーケティングセンスはバツグンなんでしょうね(笑)。それにしても、554万人が100万円を求めてリツートしたというのもすごいですね。現金の威力をガツンと見せつけられた気がします。
(裏)今日は久々の曇りですが、幾分寒さはやわらいでますね・・・