Social Media Influencer Faces Riot Charge After PlayStation Giveaway Causes Chaos in NY
A popular social media influencer faces a charge of inciting a riot after his event to give away video game consoles at New York’s Union Square Park drew a crowd of several thousand young people and sparked mayhem on Friday.
■チェック
・social media influence SNS インフルエンサー
・face (riot) charge (暴動扇動)罪で起訴される
・PlayStation 【ゲーム】プレイステーション
・giveaway (give away) 無料配布(する)
・cause chaos (=spark mayhem) 大混乱を招く
・incite a riot 暴動を扇動する
・video game console(s) ビデオゲーム機
・Union Square Park 【米】ユニオンスクエア公園
・draw (→ drew → drawn) a crowd 大勢の人を引き寄せる
■対訳
「NY のプレステ配布で大混乱、SNSインフルエンサーが暴動扇動罪に」
人気 SNS インフルエンサーが金曜日にニューヨーク市のユニオンスクエア公園で行なった、ビデオゲーム機を無料配布するイベントに数千人の若者が殺到し、大混乱を招いた。インフルエンサーは暴動扇動罪で起訴されている。
■訳出のポイント
face a charge は
「嫌疑をかけられる」「起訴される」。
riot が
「暴動」
なので、今日のタイトルでは
face (a) riot charge
「暴動(扇動)罪の嫌疑をかけられる」
「暴(扇動)の疑いで起訴される」
となっています。
この部分は、本文の文頭では
face a charge of inciting a riot
と言い換えられて(=説明されて)いますね。
incite は
「~を励ます」「~を刺激する」→
「~を扇動する」
という動詞。
inciting a riot で
「暴動を扇動すること」→「暴動の扇動」
ということですね。
そこで、この部分は
「暴動を扇動したという罪に問われる」→
「暴動扇動罪で起訴される」
となっています。
give away は
ものを「無料でやる」「寄付する」
という成句。
ここから、
賞品、景品、贈り物などを無料で
「配る」「配布する」「渡す」
という意味でもよく使われます。
また、この表現から派生した名詞
giveaway は
「無料配布」
あるいは
「無料で配布されるもの」
を指しています。
日本語でも「カオス」と言いますが、
その語源の chaos は
「混沌」「大混乱」 の意。
また
mayhem は
故意の「傷害行為」「破壊行為」
という意味に加えて
「大混乱」「騒乱」
という意味に使われる名詞です。
今日の場合は
タイトルの cause chaos
および
本文の spark mayhem 、
ともに
「大混乱を引き起こす」「大混乱を招く」
という表現になっています。
米ニューヨークのユニオンスクエア公園で4日午後、有名 SNS インフルエンサーが
「プレステ5などを無料配布する」
と投稿し、数千人の若者が公園周辺に殺到しました。
車や歩行者の通行が妨げられ大きな混乱となった上、一部が暴徒化して警察と衝突し、約60人が逮捕され、警官を含め多数の負傷者が出たということです。
イベントを呼びかけたカイ・セネット氏はYouTube で400万人超、Instagram 500万人超、ライブ配信のTwich では650万人のフォロアーを持つ人気ゲーマー。
身の安全確保のため、現場から警察に連行された後、イベントについて警察への通知、許可取得がなかったことも判明し、違法集会、暴動扇動などで起訴された、ということです。
■編集後記
集まった群衆は過激化して市民や警察に暴力をふるうようなこともあったようです。日本のインフルエンサーは絶対に真似してはいけませんね・・・児童養護施設などへの寄付とか他にもやりようがあったように思います。
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強運が次々と開けていくような、日々のちょっとした気づきを書いています!
(裏)eスポーツでインフルエンサーの甥っ子に貸していたヴィトンの靴を返してもらわないと!(笑