毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

日本円、対ドルで32年ぶり安値

Pocket

Japanese Yen Hits 32-year Low against US Dollar

Japanese Finance Minister Shunichi Suzuki said the government will “take appropriate action” against currency volatility if needed after the yen hit a 32-year low against the US dollar.

■チェック

・hit a _-year low _年ぶりの安値をつける
・Finance Minister 財務相
・take an appropriate action 適切な対応をとる
・currency volatility 過度な為替変動
・if needed 必要に応じて

■対訳

「日本円、対ドルで32年ぶり安値」

日本円が対米ドルで32年ぶりの安値を更新したのを受け、日本の鈴木俊一財務相は、政府は必要に応じて過度な為替変動に対して『適切な対応をとる』と述べた。

■訳出のポイント

hit a _-year low

「_年ぶりの安値をつける」 「過去_年の最高値を更新する」

という言い方は、

ここのところの円安ニュースで、頻繁に登場しています。

hit a _-month high

「_ヶ月ぶりの高値をつける」 「過去_ヶ月の最高値を更新する」 など、

応用もできるようにしておくといいですね。

take action は直訳すると

「行動を起こす」。

「措置を講じる」 「対策をとる」

という意味合いでよく使われる表現です。

今日の場合は

「適した」 「適切な」 「妥当な」

という形容詞 appropriate

をともない、

take appropriate action で

「適切な対応をとる」

となっています。

volatility はもともと

液体や油の 「揮発性」

を意味する名詞。

ここから、しばしば

人、性格、市場、情勢などの

「変わりやすいこと」 「不安定さ」 「変動性」

を指す単語でもあります。

そこで、

currency volatility は

「不安定な為替変動」 「過度な為替変動」

を意味する言い方となっています。

if needed は

「もし必要とされるならば」 → 「必要とあれば」 「必要に応じて」。

これらを踏まえると、

the government will “take appropriate action” against currency volatility if needed

の部分は

「政府は、必要に応じて過度な為替変動に対して『適切な対応をとる』」

ということですね。

14日の東京市場に続き、ニューヨーク為替市場でも、ドルは一時148.46円まで上昇。

1990年8月以来32年ぶりの安値を更新しました。

これを受けて、鈴木俊一財務省は15日、

「過度な変動がある場合は適切な措置をとる」

と発言。

政府、日銀は既に9月に円買いドル売りの

exchange intervention 「為替介入」

を実施しましたが、その後も円安の加速を止まらず、今回は再度の介入の辞さない姿勢が示された形です。

■編集後記

長引くウクライナ戦争、止まらぬ円安。。。株式市場も不安定ですし、何だか年末に向けてモヤモヤ材料満載ですね。まだ2ヶ月半ありますが、来年は明るい話題が増えてほしいものですね。。。とすでに来年に希望を託したくなってしまいます。

今日の動画
https://youtu.be/nCrHtZu7bIo

(裏)寒くなったかと思いきや妙に温かい日が続きます・・・

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク