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毎日1分!英字新聞 石田

日本:北海道で『ヒグマ警報』

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Japan: Hokkaido Issues ‘Brown Bear Warning’
Hokkaido, Japan’s northernmost prefecture, on Saturday issued its first-ever “Brown Bear Warning” ― the highest-level bear alert ― in the town of Fukushima, following a fatal attack on a newspaper deliveryman.

■チェック

・issue 【動詞】(警報を)出す
・brown bear warning ヒグマ警報
・northernmost prefecture 最も北にある都道府県
・highest-level 最も高いレベルの
・bear alertクマ警戒
・following ~を受けて
・fatal attack on~への致命的な攻撃
・newspaper deliveryman 新聞配達員の男性

■対訳

「日本:北海道で『ヒグマ警報』」
日本最北の北海道は土曜日、新聞配達員の男性が襲われて死亡する事件を受けて、福島町に道内初となる最も警戒レベルの高い「ヒグマ警報」を発出した。
■訳出のポイント
動詞 issue は
「正式に出す」「発する」「交付する」の意。
issue a warning で
「警報を出す」「警告を発する」
と言う言い方になります。
今日の場合は
issue a “Brown Bear Warning” で
「『ヒグマ警報』を発出する」
ということですね。
『ヒグマ警報』は
本文で
the highest-level bear alert
「最も高いレベルのクマ(に対する)警戒」
と説明されているように、
「クマに対する注意・警戒システムで最も警戒レベルの高いもの」
となっています。
fatal は
「死に至る」「命に関わる」「致命的な」
という形容詞。
命を左右するような重大な出来事、怪我や疾病
に対して使われる単語です。
ここでは
fatal attack on ~ で
「~に対する致命的な攻撃、襲撃」。
すなわち、
その攻撃によって【死者が出た】
ということを簡潔に表しています。
本文末尾
following a fatal attack on
a newspaper deliveryman
の部分は
「新聞配達の男性に対する致命的な(ヒグマによる)攻撃を受けて」→
「新聞配達の男性が(ヒグマに)襲われて死亡したのを受けて」
と言うわけですね。
7月12日未明、北海道福島町の住宅街で新聞配達中の52歳の男性がクマに襲われ死亡。
これを受けて、2022年5月にクマに対する注意報や警報の制度ができて以来初めてとなる『ヒグマ警報』が発令されたというニュース。
『ヒグマ警報』は、市街地付近でヒグマによる人身被害が発生した際に発出する、3段階で最も警戒が必要なレベルということです。

■編集後記

クマに人が引き摺れられていくところなんて絶対に見たくないですね。それが、田舎とはいえ、住宅街の玄関前で起こっているのですから。。。しかしこれと全く同じ描写をした小説があります。吉村昭の「羆嵐」です。大正時代に実際に北海道でおきた事件をベースに書かれています。ぜひご一読をおすすめします。最後までハラハラドキドキです・・・
(裏)関東は傘マークがありますが新潟県はほとんどなし。。梅雨明けたのでは?と思う天気です。

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