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毎日1分!英字新聞 石田

NY市の高層ビルで銃乱射、4人死亡

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4 People Killed in Mass Shooting at New York City Skyscraper
A gunman stormed a skyscraper in the heart of New York City, killing four people, including a police officer, before shooting himself to death.

■チェック

・mass shooting 銃乱射事件
・skyscraper 高層ビル
・storm 【動詞】~に押し入る
・in the heart of ~の中心部で
・police officer 警察官
・shoot oneself to death 銃自殺を図る

■対訳

「NY市の高層ビルで銃乱射、4人死亡」
ニューヨーク市中心部の高層ビルに銃を持った男が押し入り、警察官1人を含む4人を射殺した。男はその後、銃で自殺したという。
■訳出のポイント
mass は
「多数」「多量」「大量」の意で、
shooting が
「射撃」「発砲」なので、
mass shooting は
「多数の人を銃で撃つこと」。
米国の報道では
【3人以上が死傷した銃撃事件】
に対して用いるのが通例となっています。
そして、日本語訳としては
「銃乱射」「銃乱射事件」
とするのが一般的ですね。
skyscraper は
【sky(空)+ scraper(こするもの)】
という成り立ちの語。
「空をこするもの」→「空をこするほど高い建物」
ということで、
「(超)高層ビル」
を指す名詞となっています。
この skyscraper
という語が登場したのは19世紀後半~20世紀初頭のアメリカ。
当時、特にシカゴやニューヨークで、鉄骨構造と
エレベーターの登場によって高層建築が爆発的に進化しました。
それまでの常識を超えるような高さの建物が次々と登場し、
人々がそれを空をこするような存在だと感じたことが、
この名前の由来というわけです。
現代英語においても、
単に「高い建物」だけではなく、
“大都市の象徴” “近代化の象徴” “人間の野心や技術の結晶”
といったやや感情的なニュアンスを含む言葉でもあります。
heart はもともと
「心臓」「胸部」
を指す名詞。
ここから、
「心」「感情」「精神」
という意味にもよく使われる単語ですね。
また、
物、事の「中心」「核心」「本質」
を指す場合も多いことも
確認しておきましょう。
そこで、
in the heart of ~ は
「~の心の中に」
という意味になると同時に、
「~の中心部で」
という意味でも使われます。
ここでは
in the heart of New York City で
「ニューヨーク市の中心部で」
となっています。
shoot oneself to death は
「自身を死に至るまで撃つ」→「銃で自殺をする」
という言い方。
本文の末尾
before shooting himself to death は
「銃で自殺する前に(4人を射殺した)」
ということですね。
対訳では、この部分を独立させて
「(4人を射殺した)その後に、銃で自殺した」
としています。
米ニューヨーク市マンハッタンのミッドタウンにある高層オフィスビルで、7月28日午後6時半ごろ、銃乱射事件があり、4人が死亡。
そのうちの1人は、ビルの警備にあたっていたNY市警の警官だといいます。
銃撃犯の男は、乱射した後で自分の胸を撃って自殺しました。
また、その後の報道によると、男はラスベガス在住の27歳で、元アメフト選手。
このビルには
National Football League (NFL)
の本部が入っているということです。

■編集後記

銃撃犯のポケットから遺書が見つかり、そこには NFL への恨みが書かれていたとの報道もあります。男はもとアメフト選手で、 CTE = chronic traumatic encephalopathy「慢性外傷性脳症」だったようです。トランプ政権は全米ライフル協会(NRA)と強い関係を持っているので銃規制に慎重。銃の販売に関する規制強化にも消極的で、「武装した教師」の導入など、銃による防衛を推進。結果、規制より拡大が進んでいます。
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