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毎日1分!英字新聞 石田

世界的に有名な音楽家・坂本龍一さんが死去、71歳

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World-renowned Japanese Musician Ryuichi Sakamoto Dies at 71

Ryuichi Sakamoto, a world-renowned Japanese musician, who was admired for his pioneering electronic music in the Yellow Magic Orchestra in the 1980s and later composed music for Hollywood hits including “The Last Emperor”, died on March 28 after a multi-year battle with cancer. He was 71.

■チェック

・world-renowned 世界的に有名な
・be admired for ~で賞賛を受ける
・pioneering 先駆的な
・compose music for ~のために作曲する
・Hollywood hit(s) ハリウッドのヒット作
・multi-year battle with cancer 多年にわたるがん闘病

■対訳

「世界的に有名な音楽家・坂本龍一さんが死去、71歳」

世界的に有名な日本人作曲家の坂本龍一さんが、多年に渡るがん闘病の末、3月28日に死去した。71歳だった。坂本さんは、1980年代にイエロー・マジック・オーケストラにおける先駆的なエレクトロニック・ミュージックで高い評価を受け、その後『ラストエンペラー』 を含むハリウッド映画のヒット作の音楽も作曲した。

■訳出のポイント

renowned は

「名高い」 「名声のある」

という形容詞。

world-renowned で

「世界で名高い」 「世界的に有名な」

という意味になっています。

admire は

「~を称賛する」 「~を敬服する」

という動詞です。

今日の場合は

be admired for ~ と

受動態の形で

「~のために称賛される」 →

「~で賞賛を受ける」 「~に対して高い評価を受ける」

という言い方になっています。

pioneering は

「~の開拓者(先駆者)となる」 「先駆けとなる」

という動詞 pioneer の現在分詞から派生した形容詞で

「先駆的な」 「先駆けとなる」。

そこで、

was admired for his pioneering electronic music in the Yellow Magic Orchestra in the 1980s

の部分は

「1980年代にイエロー・マジック・オーケストラにおける先駆的なエレクトロニック・ミュージックで高い評価を受けた」

ということですね。

日本語でも 「ヒット」

というように、

名詞 hit は

「大当たり」 「大成功」 → 「ヒット作」 「ヒット曲」 の意。

今日の場合は

Hollywood hits で

「ハリウッドのヒット作」 → 「ハリウッド映画のヒット作」

となっています。

日本語でも 「マルチ」 という外来語として浸透しているように、

multi- は

「多い」 「多数の」

という連結形。

multi-year で

「多年の」 「長年の」 「多年(複数年)にわたる」

という形容詞になります。

したがって、

文末の

after a multi-year battle with cancer

の部分は

「がんとの多年の闘いの後で」 → 「多年にわたるがん闘病の末に」

というわけです。

「世界のサカモト」 と評された音楽家の坂本龍一さんの訃報です。

1980年代に3人組のバンド

「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で

エレクトロニック・ミュージックの先駆けとなり、世界的ヒット曲を生み出しました。

映画音楽の作曲家としても知られ、88年には 「ラストエンペラー」 で米アカデミー賞を日本人としては初めて受賞。

2014年に中咽頭がんと診断され、治療の末に寛解しましたが、再び2020年6月に直腸がんに。

その後は、闘病しながら最後まで音楽作りに情熱を注いでいたのは周知の通りです。

心からご冥福をお祈りいたします。

■編集後記

まさに私はYMO世代であり、坂本龍一からは音楽のみならず、文芸、思想含めて多くを学びました。もちろん、これまでライブには何度も足を運び、昨年のオンラインライブも視聴しました。ある意味、心の準備はできてましたが、現実となると、とてつもない喪失感を覚えます。何度かお伝えした私のキャンペーン動画でも、よく弾く曲は、バッハやショパンと語りながら、弾いてるのは教授の曲、Intermezzo。。。

https://www.ijkpz.xyz/t/aya02e.html
(メアドご登録で見れます。7:39あたりからです)

Intermezzo とは「間奏曲」という意味ですが、もしかすると坂本龍一の人生それ自体が
神様から与えられた壮大な間奏曲であったのかもしれません。

(裏)朝の日テレ新番組で元NHKの武田真一アナウンサーを見たが、放送事故寸前レベルにめちゃ緊張されてるのが伝わってきました・・

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