M7.5 Quake Hits Northeast Japan
A powerful magnitude-7.5 earthquake struck off northeastern Japan late Monday, injuring 30 people and triggering tsunami warnings and evacuation orders along parts of the region’s coastline.
■チェック
・quake (=earthquake) 地震
・hit (=strike) (災害が)~を襲う
・powerful 強い
・trigger 【動詞】~を引き起こす、誘発する
・tsunami warning 津波警報
・evacuation order 避難指示
・along ~に沿って
・region 地域、地方
・coastline 海岸線
■対訳
「日本、東北でM7.5の地震」
月曜夜遅く、日本の東北沖でマグニチュード7.5の強い地震が発生し、30人が負傷した。沿岸の一部では津波警報および避難指示が出された。
■訳出のポイント
地震関連の報道では、
日本語では
「(地名)で地震が発生した」
という言い方が基本ですね。
これに対して、
英語では
earthquake を主語にして、
「~を襲う」「~に打撃を与える」
という動詞
hit や strike を用いる形が一般的です。
今日のタイトル、
M7.5 Quake Hits Northeast Japan
「M7.5の地震が日本北東部(=東北)を襲う」→
「日本の東北でM7.5の地震が発生する」、
および、本文前半部分の
A powerful magnitude-7.5 earthquake struck off northeastern Japan
「マグニチュード7.5の強い地震が日本の東北沖を襲った」→
「日本の東北沖でマグニチュード7.5の強い地震が発生した」
は、ともにその典型的な使い方となっています。
trigger はもともと
銃の「引き金」
を意味する名詞。
ここから、
「引き金を引く」→
(引き金を引くように)「~を引き起こす」
という動詞としてもよく使われます。
A triggers B で
「A が 引き金となって B が起きる」
という言い方です。
A そのものが B を “発生させる” というより、
「A が機会・きっかけとなって B が起きる」
というニュアンスですね。
災害関連の報道では、
A:地震 → B:津波警報
A:山火事 → B:避難指示
A:豪雨 → B:洪水警報
などのように
【 A(災害)が B(公式な警報)を引き起こす】→
【 A(災害)で B(公式な警報)が出される】
という形で頻出となっています。
しっかり押さえておきましょう。
本文末尾
along parts of the region’s coastline
の部分は、直訳すると
「その地域の一部の海岸に沿って」→
「沿岸の一部では」
ということですね。
12月8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生。
東北地方で最大震度6強を観測しました。
これを受けて、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が出されました。
その後青森、岩手、北海道で最大70センチの津波が観測されています。
一夜明けた9日朝の時点で、地震による負傷者が30人、住宅火災1件が報告されているということです。
■編集後記
9日朝には、津波警報・注意報はすべて解除され、津波による被害は報告されていないようで、何よりでした。しかし、気象庁からは後発の大規模地震に注意を促す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出されています。この注意情報は、「該当地域で実際に大規模地震が発生するかは不確実だが、できるだけ防災行動を取るように」という意味合いのようですね。今年も残すところわずかですが、平穏無事に過ごしたいものですね。
毎日1分!英字新聞のYouTube版
https://www.youtube.com/@1m-english
平日毎日更新しています!
(裏)やはり東京は乾燥がひどいのと、水質が悪いですね。指が1日でカサカサに・・・