Japan Lifts Rare-Earth-Rich Mud from Deep Seabed
Japan successfully recovered mud samples after launching a world-first test mission in January to mine rare-earth-rich sediment from the deep seabed at a depth of about 6,000 meters off Minamitorishima Island, approximately 1,900 kilometers southeast of Tokyo.
■チェック
・lift (=recover) ~を引き上げる (~を回収する)
・rare-earth-richレアアースを豊富に含む
・mud 泥
・deep seabed深海底
・successfully 成功裡に、うまく
・launch a world-first test mission 世界初の試みを開始する
・mine ~を採掘する
・sediment 堆積物
・at a depth of _ 深さ_
・Minamitorishima Island 【日本】南鳥島
・approximately およそ、約
■対訳
「日本、深海からレアアース含有泥を回収」
東京の南東約1900キロに位置する南鳥島沖の水深約6000メートルの深海底からレアアースを豊富に含む堆積物を採掘する、という世界初の試みを1月に開始した日本は、泥の試掘に成功したという。
■訳出のポイント
lift
「~を持ち上げる」「~を引き上げる」
という動詞。
今日のタイトルでは
「日本が深海底からレアアースを豊富に含む泥を引き上げる」→
「日本が深海からレアアース含有泥を回収する」
という意味合いになっています。
すなわち、
lift = recover
ということですね。
successfully は
「成功裡に」「うまく」「守備よく」
という副詞ですが、
英字新聞では、
successfully + V で
「うまく~する」→「~することに成功する」
と訳すのがほぼ定番となっています。
そこで、
本文頭
Japan successfully recovered mud samples
の部分は
「日本は泥の標本を回収することに成功した」→
「日本は泥の標本回収に成功した」→
「日本は泥の試掘に成功した」
というわけですね。
【名詞 + -rich】 は
「…に富んだ」「…を多量に含んだ」
という連結形容詞になります。
そこで、
rare-earth-rich で
「レアアースを豊富に含んだ」「レアアースを多く含有する」。
rare-earth-rich mud (sediment) で
「レアアースを豊富に含む泥(堆積物)」
となっています。
本文 after 以下は
「それ(=日本)が、東京の南東約1900キロに位置する南鳥島沖の水深約6000メートルの深海底からレアアースを豊富に含む堆積物を採掘するための、世界初の試みを1月に開始した後で」。
対訳では、この部分を主語の「日本」に被せる形にして、
「東京の南東約1900キロに位置する南鳥島沖の水深約6000メートルの深海底からレアアースを豊富に含む堆積物を採掘する、という世界初の試みを1月に開始した日本は(泥の試掘に成功した)」
としています。
世界初の試みとして、南鳥島近海でレアアースの試験採掘を行っている海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、泥の試作に成功した、というニュース。
松本文化相が2月1日に SNS で明らかにしました。
世界の生産量の大半を握る中国が、レアアースを外交カードとして多用する姿勢を強める中、このプロジェクトの成否は日本の将来に大きく影響してくると思われます。
今回の成功を受けて、2027年2月には1日最大350トンの泥を引きあげる本格的な試掘を開始する予定だということです。
■編集後記
これは嬉しいニュースです!この深海泥からのレアアース抽出が可能となれば、日本の将来は大きく変わることでしょう。実用化にはまだまだ時間もかかるし、多くの困難があるかと思いますが、実現することを切に切に願います。しかし、実現可能性が見えてきたら、米国(とくに、その時にまだトランプ政権であったとしたら必ず)は何らかの横槍を入れて来そうです。
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(裏)1ヶ月半ぶりに草津へ。このくらいのペースで来たいです・・