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毎日1分!英字新聞 石田

ウォーレン・バフェット氏の投資会社、トランプ税制改革で290億ドル恩恵

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Warren Buffett’s Investment House Gained $29 B from Trump’s Tax Reforms

US billionaire investor Warren Buffet says his multinational firm has received a profit boost of $29 billion in 2017 as a result of President Donald Trump’s tax reforms.

■チェック

・investment house    投資会社
・gain    ~を得る
・tax reforms    税制改革
・multinational firm    多国籍企業
・profit boost    利益増加
・as a result of    ~の結果として、~を受けて

■対訳

 

「ウォーレン・バフェット氏の投資会社、トランプ税制改革で290億ドル恩恵」

米投資家で富豪のウォーレン・バフェット氏によると、同氏の多国籍企業は2017年度、ドナルド・トランプ大統領による税制改革の結果、290億ドル(約3兆1000億円)の利益増加となったという。

■訳出のポイント

gain は 「~を得る」 という動詞。

通常、 ”有利なもの、ためになるものを得る”

というニュアンスで使われます。

house は

「家」 「家屋」 「住宅」

の意味でおなじみの基本名詞ですね。

しばしば、複合語として用いて、

「~店」 「~商店」 「~会社(企業)」

という意味でも使われます。

例えば、

a publishing house 「出版社」

an auction house 「オークション会社」 「競売会社」

という具合です。

今日のタイトルでは、

investment house で 「投資会社」 となっていますね。

そして、gain は 「~を得る」 「~を儲ける」 という動詞なので、

タイトル全体を訳すと・・・

「ウォーレン・バフェット氏の投資会社がトランプ大統領の税制改革から290億ドルを得る」 →

「ウォーレン・バフェット氏の投資会社が、トランプ大統領の税制改革で290億ドルの恩恵を得る」

ということです。

名詞 reform は

「改革」 「刷新」 「修正」 「訂正」

などの意味で広く使われます。

tax reform で 「税制改革」 です。

この場合、「税制改革」 には複数の ”修正” “訂正” が含まれるのが通常なので、

tax reforms

と複数形で使うのが一般的となっています。

boost はもともと

「~を押し上げる」 「~を引き上げる」

という動詞。

ここから、

「押し上げること」 → 「上昇」 「増加」

という名詞としても頻出単語となっています。

英字新聞ではとくに、物価や株価などの 「上昇」 「増加」 という意味合いで登場することが多いので、確認しておきましょう。

今日の場合は、

profit boost で 「利益増加」

ということです。

米著名投資家で富豪のウォーレン・バフェット氏率いる投資会社Berkshire Hathaway 「バークシャー・ハサウェイ」。

トランプ大統領による、法人税の大型減税を柱とした昨年の米税制改革で290億ドル(約3兆1000億円)の恩恵を受けていたそうです。

2017年の同社の純利益は過去最高の653億ドル(約7兆円)で、なんと、そのうち290億ドル(約3兆1000億円)が昨年12月に議会を通過した税制改革法案がもたらした ”節税利益” だったといいます。

この税制改革では、最高法人税率を35%から21%へと大幅に引き下げると同時に、海外で税逃れ的に留保していた巨額の利益を米国に持ち帰る際の税率を、さらに低い15.5%にしました。

これによって、米巨大企業による海外備蓄マネーの米国回帰の津波が引き起こされたというわけです。

■編集後記

純利益が7兆円というのも恐ろしい話です。純利益とは企業の運営に必要なあらゆるコストを引き、さらに法人税を支払った後に残る利益のことです。それが7兆円というのは凄まじい。トヨタの純利益は2.3兆円、NTTが1.5兆円ですからその大きさがよく分かると思います。

(裏)来月下旬の人間ドックに向けて本格調整開始(笑)

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